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センシティブな作品

活躍

大洗女子学園戦にてカメさんチームヘッツァーの待ち伏せで転輪を破壊され、修理して味方と合流しようとするも、「おちょくり作戦」で再びカメさんチームが背後から現れ、今度は履帯を破壊されて再び行動不能になった。その後は、最後まで撃破判定される事なく生き残っていたりする。

劇場版』では、赤星小梅と共にパンターG型の戦車長として大学選抜チーム戦に参戦。

西住まほ率いるひまわり中隊のもとで「203高地」制圧を担当していたのだが、突如カール自走臼砲の砲弾が飛来し、すぐ横に着弾。爆風でひっくり返ってしまい、走行不能となる。

コミカライズ『Variante』では、幸運にこだわる性格となっており、煙突掃除屋の格好をしたり(ドイツでは煙突掃除屋は幸運をもたらすといわれている)、試合前にコインを使ってキノコ型のコインタワーを作るなど、意外に器用なことをしていた。

大学選抜チームとの試合では、試合が終盤に差し掛かった場面で、撃破されたパンターの移送中にトラブルが起きてしまう。トラブル解消を待つ間に試合が気になっていたところに、近くで観戦しているプラウダチームを発見。彼女達の元へ訪れて試合の様子を尋ねた際、カチューシャを一目置く発言をしたことで、ノンナクラーラに同志と見なされてしまい、二人に招かれてしまう(一方、他のプラウダの隊員達からは気の毒そうな様子を浮かべていた)。

特別に椅子に座らされると、プラウダ高校のパンフレットとカチューシャのプロフィールを渡されてしまい、後に小梅がトラブルが解決したことで呼びに来た時もノンナとクラーラに立とうとしたのを押さえられてしまう。最終的にはプラウダへの転入届を渡されてしまう。

最終章』では、ヤークトパンターに戻っている。「冬季無限軌道杯」2回戦のプラウダ高校との戦いではフラッグ車を務めていた。

準決勝の聖グロリアーナ女学院との戦いでもフラッグ車を務める。ノンアルコールの瓶ビールを飲みながら…

だが、敵の罠に嵌って入り江の浜辺に部隊ごと包囲されて窮地に立たされており、エリカ達に救援を求めていた。砂嵐の発生に乗じて生き残っている部隊を率いて包囲網を脱出し、エリカ達との合流を目指す。渓谷の広場でエリカと合流し、パンター2輌に守られていたが、聖グロに転校してきた島田愛里寿のセンチュリオンに撃破されて敗北する。

フェイズエリカ』でも登場し、継続高校との練習試合ではIV号/70(V)ラングの戦車長として搭乗している。作中では、ミカらの急襲を受け、BT-7にアニメ本編と同じように履帯を破壊されて行動不能となる。

もっとらぶらぶ作戦です!』では、パンターG型戦車長(通称「げし子」)、勝矢メグ飛騨エマの3人と共に登場しているが、クリスマスやバレンタインデーでカメさんチームから嫌がらせのプレゼントをされているなど不憫な目に遭っている。そのため長らく根に持っていた様子だが、大学選抜チームとの対戦のために大洗女子学園に臨時転校した際、仕返ししようとしたが、生徒会から接待を受けて懐柔され、水に流したり、秋山優花里がスパイの嫌疑をかけられて捕虜になった時には、カメさんチームのことを問いただそうとするも、優花里によいしょされて水に流すなど、調子に乗りやすい一面が強調されている。

一方でプールに来た時には、過去のトラウマで水が苦手なのではないかと小梅を気遣う優しい一面も。

戦車道ノススメ』においては、行き場がなくなったアンチョビカルパッチョペパロニを自分の部屋に泊めさせた赤星小梅に対して多少咎めをするも、3人がくれたお菓子と引き換えに見逃そうとするなど、状況に流されやすい面は健在。

一方でまほがいなくなってより厳しくなったエリカに小梅がつらくあたられてると思い気遣うなど、根はやさしいことがうかがえる。

名前

当初は、赤星小梅と同様に特に公式な名前は設定されず、カメさんチームに履帯を破壊された際に…

「直したばっかりなのに!」

と言った事から、「直下さん」と言う通称が生まれた。

同時に、

「うちの履帯は重いんだぞーっ!」

とも言った為、「履帯子」とも呼ばれている。

※「内法泰子(うちのりたいこ)」と言う通称も存在したが、直下さんと履帯子の前に撃破された。

なお海外の俺らからは、「JP-CHAN」(ヤークトパンター=JagdPantherの略称)とも呼ばれている。つまりヤクパン子

2013年夏コミ用にアクタスが発行した公式同人誌「ガールズ&パンツァーのとりあえずゴールしました皆さんお疲れ様でした本」にて、演出:小林敦の描いたネタ絵コンテの中で、西住まほの講義を逸見エリカと共に受けているカットで

熱心に聞き入るエリカと直下さん

と説明書きされ、「第11話オーディオではないコメンタリー」では、キャラクターデザイナー/総作画監督の杉本功と、11話の絵コンテ・演出を担当した小林敦の

杉本:なんか、この子名前ついてませんでした?

小林:”履帯直子さん”でしたっけね。”直下さん”でしたっけ?

杉本:”直下履帯子さん”でした?(笑)

と言うコメントが掲載されている。ちなみにこの後、進行役の制作担当真庭健蔵から「オフィシャルじゃないですから」と補足されている。

担当声優の葉山いくみは、劇場版パンフレットで「履帯が切れて怒っていたあの子」と呼んでいる。

同じモブキャラだった後田さんは劇場版でルクリリという名前を貰えたが、彼女は特に名前がつかなかった。

本作の名無し車長は、BD/DVD版の字幕では「○○(搭乗車)車長」と記載されるのだが、直下さんは劇場版で別の戦車に乗っているにもかかわらず、TV版と同じヤークトパンター車長になっている。

そのため、上記の経緯を知らないと混乱する原因になっている。

そして、『最終章』第2話にて、作中で名前は呼ばれなかったが、クレジットにて小島エミであることが判明する。

「うちの履帯は重い」について

戦車の履帯は、攻撃への耐久力と車体重量や走行を支えるために丈夫な金属製でできている為、当然ながら車体が大きく重量が重くなるほど履帯も重くなる。

ティーガーⅠ(57トン)の物で1枚30キロ。片側だけで約3トンと冗談ではなく重く、またヤークトパンター(45トン)も例外では無いため、度々足回りを壊される彼女の苦労が思い知れる。

参考までにこちらによると労働基準法で女性が扱う重量物の制限が18歳以上が継続しない作業で30kg未満、16歳以上~18歳未満だと継続作業で15kg未満、継続しない作業で25kg未満である。劇中での彼女らの行為は労働ではないが、未成年にやらせて問題にならないか心配になってくる程、戦車道がハードな武道だということが判る。(戦車でドンパチ自体が云々は、作品の根幹なのでツッコむだけ野暮であろう)

キャラクターデザイン

公式同人誌によれば、杉本功のモブキャラデザイン群の中から採用されたものである由。可愛いのは自称ロリコン(笑)の11話メカ作画監督吉本雅一の作画の功績であるとのこと。

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