スペック
- 全長:29m
- 最高速度:マッハ4
- 乗員:4名
概要
特捜チームGUTSの主力である超高性能中型戦闘機。
TPC科学局によって2004年にガッツウイング1号と共に開発され、ロールアウトした。
1号同様元々戦闘用に開発されたわけではなく、災害現場への物資輸送、現場の移動指揮所として設計されていた。しかしゴルザとメルバ復活に伴う怪獣災害の多発により、カシムラ博士率いる開発局、ホリイとレナの努力によって改良が施され、武装強化と可変機能が追加された。
搭載されているコンピューターによるデータリンク機能を始め、GUTSメットのカメラのデジタルビデオ映像を受信し、分析する機能や機体側面にデ・ラ・ムやオートスラッガーと言った各種車両を収納する格納庫がある。
VTOL機能を備えており、空中での静止も可能だが飛行性能や汎用性は1号に劣り、成層圏まではギリギリ飛行が可能だが、大気圏外への離脱は不可能。
しかしその分火力に特化しており、基本武装は1号と同じくビーム砲「ニードル」と機関砲、超光子レーザーを放つスパル砲。
最大の武器はハイパーモード時に展開される大型ビーム砲「ハイパーレールガン」から発射されるデキサスビームで、命中すれば怪獣を一撃で粉砕させることができる他、遠隔操作による狙撃も可能と非常に万能な兵器である。
しかし発射にはハイパーモードに変形しハイパーレールガンを展開する間、ある程度空中で静止している必要があり、素早い怪獣相手には苦戦を強いられるほか、ウェポナイザーとの戦いでは姿勢制御が出来ず、発射できなかった。
加えて高い再生能力を持つ怪獣相手には分が悪く、『超時空のアドベンチャー』ではノスフェルを一撃で撃破するも、再生器官を予め破壊しなかった為にすぐさま復活されてしまった(とはいえ、ノスフェルのような上級ビーストですら一撃で葬れる時点でこの兵器の異質さが窺える)。
またペイロードの広さを生かしたオプション装備も可能で、液体窒素ビーム、冷凍弾、ミサイルランチャーのほか、火炎放射器、大型重機輸送用アルチハンド等1号が使えない大型オプシションとの合体も可能。
武装以外には災害時を想定した探照灯や牽引ワイヤーが備わっている。
後に改良型となるガッツウイングEX-Jが導入され、そちらに出番を譲ることが多くなったがその火力の高さによる信頼性は変わらず、ネオフロンティア時代では前線こそ退いたが、強力な移動砲台としてその役目を果たしている。
最終章ではゾイガーのスピードについていけずに苦戦し、ダイブハンガーが襲われたためその後の出撃はなかったが劇場版THE FINAL ODYSSEYではシビトゾイガー相手に善戦している。
ゲーム作品では
派生機を含めてガッツウイング1号の人気が高く、映像作品では引っ張りだこであるが、ゲーム作品では長らく2号の方が活躍していたりする。
ではその活躍を共に振り返ってみよう。
ウルトラマンファイティングエボリューション3
ガッツウイング2号が援護メカとして登場するが、援護エフェクトは他のメカとあまり変わらない。
ウルトラモード「暗黒の支配者」では改良機のEX-Jを構成するβ号が登場した。
大怪獣バトルウルトラモンスターズNEO
新システム「援軍カード」のトップバッターに抜擢。
本作の開発元がFE3の「メトロ」であるため、モデルを流用したのだと思われる。
ただし、レアリティがノーマルなためか武装は「スパル砲」を採用しているが、効果音とエフェクトはきちんと原作準拠になっている。
NEO第6弾にてデキサスビーム版が登場している。
ストーリーモードではダイゴ隊員が搭乗するが、グローザムが呼び出したインペライザーに撃墜されてしまう。
早い話がティガ登場の前座扱いであるが、撃墜されてからティガ登場までの間に主人公とグローザムのバトルが挟まるのでこの間、ガッツウイング2号は機体が損傷した状態で空を舞っていた事になる。
一体どうやってそこまで粘ったのかは劇中で説明がない。
ウルトラマンフュージョンファイト!
BEYOND GENERATIONS:01弾に収録されたウルトラマンティガの必殺技「コンビネーション・GUTS」にて登場。
ついに3Dモデルが作られた1号との共演を果たしただけでなく、トドメにデキサスビームを放つなどこれまでの集大成とも言える活躍を見せた。