「キウンクエ」(chiunque)はイタリア語で「誰でも」の意味。
住民
1階
101号室 久住譲
演:袴田吉彦
エレベーターの点検等を行う「JG設備」に勤務するサラリーマン。独身。
102号室 児嶋佳世
演:片岡礼子
子供向け英会話教室を自宅で営む。夫の俊明との関係が冷え切っており、マンションの子供を見つけては、自室に連れ込もうとするなどの異常行動が目立つ。第6話のラストで俊明が会社に送らせたゴルフバッグの中に右足だけ入っていたが、それ以外は見つかっていない。
児嶋俊明
サラリーマン。地図会社勤務。同僚の女性と不倫関係にあり、ほとんど家に帰ってこない。
103号室 田宮君子
演:長野里美
田宮淳一郎の妻。淳一郎が手を怪我した際、「体力が有り余っているなら他のものにぶつけてみれば?」といろんなパンフレットを渡す。
104号室 石崎洋子
演:三倉佳奈
2人の子供を持つ主婦。交換殺人ゲームでは、特に死んでほしい人がいなかったため、自分の名前を書いた。しかし自分の名前を書いてしまったこともあり、交換殺人ゲームには人一倍怯えている姿勢をみせており、交換殺人ゲームが進むにつれて家族に八つ当たりするほどに精神に支障をきたすようになる。8話にて菜奈のせいで殺されるかもしれないと発言したり、引っ越しをしようとする北川を引き止め引っ越し業者に殺人マンションのことをバラしたりなど情緒不安定な状態になる。
石崎健二
演:林泰文
区役所職員。交換殺人ゲームの存在を知っているものの、あくまでも"遊び"であって現実のものでは無いと思っており、マンション内やその関係者たちの殺人事件が交換殺人ゲームによるものだということにはあまり信じていない。
石崎文代
演:田村海優
小学3年生。しっかり者の優しいお姉さん。佳世の英会話教室に通う。
石崎一男
演:大野琉功
姉について佳世の英会話教室に通う、小学1年生。
2階
201号室 浮田啓輔
演:田中要次
暴力団の下っ端構成員。過去に、詐欺罪で何度か警察に逮捕されている。
また赤池夫妻が殺害された時のアリバイが無く、警察に疑いの目を向けられている。第7話にて赤池美里の名前を引いた相手に目星を付け、久住にのみその相手を教え単独で調査に乗り出すが、実の父である西尾を殺そうと計画していたあいりの凶行により、足をナイフで刺され負傷する。あいりが傷害罪で逮捕されないよう遼と一緒に逃がした後、西尾が経営しているリサイクルショップのトイレにて首に針金が巻かれた状態で死んでいる姿を発見される。
妹尾あいり
演:大友花恋
メンズエステ店員。居候。浮田を本当の父親のように慕っている。
実の父の顔は覚えていないが母親を過労死に追いやったと恨んでおり、実の父との対面の際所持していたナイフで殺そうとするがそれを庇った浮田の足を負傷させてしまう。その後、浮田の計らいで遼と共に現場を後にするが、直後に浮田が殺されたことで自分のせいだと悔いており、ずっと前から浮田がパパであってほしかったと願っていた。浮田が死亡し、柿沼と浮田が暴力団関係者ということが管理人の蓬田にバレてしまう。
柿沼遼
演:中尾暢樹
浮田の子分。居候。あいりの恋人。7話にてあいりと結婚したいなら父親の西尾を殺すように脅されていた。浮田が死亡し、管理人の蓬田に暴力団関係者とバレてしまう。
203号室 シンイー
演:金澤美穂
中国人留学生。ブータン料理店のアルバイト。恋人のクオンや数人の不法滞在者を自室に匿っており、警察とはなるべく関わらないように振る舞っている。
交換殺人ゲームでは、料理店の店長である「ドルジ」こと田中政雄の名前を書いた。第3話のラストにて『あなたの番です』と書かれた包丁が植木鉢に刺さっていたりと脅迫を受けていた。彼女が直接手を下した訳ではないが、袴田吉彦殺しの件に関わっていた事が判明。
クオン
演:井阪郁巳
ベトナム人左官見習い。不法滞在者。シンイーの恋人。
イクバル
演:バルビー
バングラデシュ人SE。3話のラストにて植木鉢に包丁が刺さっていたのを見つける。
8話にてシンイーと共に行動していた際に藤井にドルジの件をPCをハッキングして脅したのではないかと疑われる。
204号室 西村淳
演:和田聰宏
小規模外食チェーン運営会社の社長。独身。
3階
301号室 尾野幹葉
演:奈緒
有機野菜宅配サービス会社勤務。独身。管理人お手製のネームプレートを使っている。
翔太をつけて、手作りのお菓子をプレゼントしている。第4話にて、翔太に「交換殺人ゲーム」のことを告げ口する。第7話にて翔太と付き合ってると思い込んでいたらしく、翔太にフラれたとわかった瞬間、翔太を脅す。8話にて翔太に書いた紙などを聞かれるも話さなかった。
304号室 北川澄香
演:真飛聖
交換殺人ゲームでは、息子であるそらを部屋に連れ込もうとする児嶋佳世の名前を書いた。
8話にてそらと共に引っ越してしまう。
北川そら
演 - 田中レイ
保育園児。忙しい母親にかまってもらえず、1人で遊んでいる。
8話にてマンションの廊下の近くで遊んでおり転んだ際402号室に監禁されていた榎本総一を目撃する。その後総一とは仲良くなり、夏祭りに一緒に行く約束をする。
4階
401号室 木下あかね
演:山田真歩
独身。いつも住民の動きを観察しているため、勝手にゴミ捨て場の清掃係に決められてしまう。
自分以外の住民がゴミ捨て場に来る度に、勝手にゴミ袋の中身を物色している。第5話にて『302号室の人』と書かれた紙を菜奈に渡し、殺されるのではないかと心配する様子を見せている。
402号室 榎本正志
演:阪田マサノブ
第7話で同じ警視庁にいる神谷将人に交換殺人ゲームの事を話し、独自調査を依頼する。
取り調べにて総一が「普通の子ではない」事を話し、逮捕してくれと言う。
榎本聡一
演:荒木飛羽
402号室の隠し部屋に監禁されていた榎本夫妻の息子。中学生。
15話にて、人や生き物を殺す事に快楽を覚える人物である事が判明。
403号室 藤井淳史
演:片桐仁
医師。大学病院の整形外科勤務。独身。大学時代の同級生である山際を嫌っている。
第3話では山際、第5話では「ドルジ」こと田中政雄が殺害された事件で何者かから脅迫されている。
8話にてシンイーの植木鉢に包丁を植えたことをバラし赤池夫妻か袴田吉彦のどちらを殺したのかシンイー達に尋ねる。
404号室 江藤祐樹
演:小池亮介
IT起業家。独身。
5階
501号室 佐野豪
演:安藤政信
謎の男。頻繁に外階段で大荷物を運ぶ姿が目撃される。第6話のラストでクーラーボックスを運んでいる最中に、誰も住んでいない筈の502号室のドアから新しくマンションの管理人となった蓬田を目撃する。
502号室 赤池美里
演:峯村リエ
専業主婦。献身的に幸子を介護しているように見えるが、事あるごとに幸子からはイビられて鬱憤が溜まっている。元々はスナックで働いていた模様。なぜか浮田を避けるように接していた。
浮田曰く「自分より頭の悪い人間を見下すタイプ」らしく、幸子にイビられているのを目撃し、気の毒に感じたあいりが話しかけた際には「風俗嬢にアドバイスをもらうほど落ちぶれてはいない」などと喧嘩を売り、いざこざを起こしていた。
赤池吾朗
演:徳井優
美里の夫。商社勤務。嫁と姑の関係には事なかれな立場。
第4話のラストで、美里と同様に殺害されてしまう。
赤池幸子
演:大方斐紗子
美里の姑。車いすでの生活を強いられている。美里とは仲良く見えているが、実際には無理な要求をするなど、事あるごとにイビっている。美里に対して「介護をさせてやらなかったら、ただの大きい女」と罵っていた。美里と吾朗が亡くなった後、介護付きの老人ホームに転居する。