概要
2007年にコンセプトカーとしてモーターショーで発表されたコンセプト・キザシを元に市販モデル化したもの。
2009年7月にアメリカで発売され、10月に日本でも完全受注生産という形で発売された。
車名の由来は「兆し」。
国内では軽やコンパクトカーを主力とするスズキの国内向け車両としてはかなり大型で、全幅は1825mm、全長は4620mmにも及ぶ。これはマツダのアクセラやスバルのインプレッサよりも大きいサイズである。
駆動形式はFF/4WD、エンジンは2.4L自然吸気で、トランスミッションはCVT。
最終的な登録車数は3379台で、このうち四分の一以上にあたるおよそ900台は白黒の制服パトカーから捜査・交通取締用の覆面パトカーといった警察車両で、一時は「キザシを見たら(覆面)パトカーだと思え」という噂まで流れた。
2015年12月販売を終了。
これを最後にスズキは国内のセダン販売から撤退している。