概要
「キャラレル・ワールド」とは、「奇面組シリーズ」の１つである「3年奇面組」の第6巻「キャラレル・ワールドの巻」と「零対零！唯対唯？の巻」(マンガ図書館Z)に登場した、「奇面組シリーズ」オリジナルのパラレルワールドの一種である。
あらすじ
ある日の朝、学校に遅刻しそうになった一堂零、河川唯は近道をしようとして見つけた抜け穴からパラレルワールドに迷い込み、 そこでパラレルワールドならぬ「キャラレル・ワールド」の奇面組や名物集団と遭遇し、ひと騒動となってしまう。
キャラレル・ワールドの登場キャラクター
奇面組（キャラレル奇面組）
学校一の天才・一堂零を筆頭とした天才集団。周囲から尊敬されている。
- 周囲から尊敬される天才の眼鏡男子だが、やや暗い性格。
スケバンお唯とは犬猿の仲。
- オカマで、本来の世界の物星大とは性格が逆転している。
- 本来の世界の河川唯に「このスケベ！！」と怒鳴りつけており、エッチなものが嫌いらしい。
- 本来の世界の河川唯に怒鳴りつけており、怒りっぽい性格だと思われる。
- 男らしい性格で、本来の世界の冷越豪とは性格が逆転している。
ヒロイン
- 「スケバンお唯」の2つ名で恐れられる不良少女。天才の一堂零とは犬猿の仲。
- 「千絵三郎」という名の不良少年。冷静でサバサバした性格で、その冷静な性格ぶりは本来の世界の唯にも「千絵の分身とは思えない」と驚かれていた。
色男組（キャラレル色男組、色女組？）
メンバー全員が女子制服のセーラー服を着ており、女の子みたいにキャピキャピと会話している。
切出翔は「翔子(切出翔子)」、頼金鳥雄は「鳥江(頼金鳥江)」と呼ばれていた。
なお、千絵三郎とは異なり、性転換(女体化)なのか女装男子なのかどちらなのか、明確な記述は本編には無かった。
番組（キャラレル番組）
生徒会集団。似蛭田妖（キャラレル似蛭田妖）は生徒会長である。
メンバー全員が正規の制服を着用。天才集団の奇面組とは親しい間柄。
本来の世界における取組の立場。
御女組（キャラレル御女組）
リーダーの天野邪子（キャラレル天野邪子）を初めとして、メンバー全員短いスカートを着用。礼儀正しく、お淑やかな性格の女の子になっている。
スケバンお唯に対して畏怖の念を持って接している。
腕組（キャラレル腕組）
本来の世界における奇面組の立場で、パラレルワールドにおける変態集団の腕組と雲童塊（キャラレル雲童塊）を目にした本来の世界の零と唯は二人してずっこけてしまい、（唯曰く）「わかっていても、やっぱりこの落差は耐え難い」とうろたえていた。
取組
不良集団で、白毛鳥洋子を除いたメンバー全員がサングラスを着用。スケバンお唯の仲間。
奇面組教師
伊狩増代 - 泣き虫な性格。奇面組やスケバンお唯、千絵三郎から疎まれている。
その他
作者：新沢基栄 - 女性にモテモテなイケメンで、何本もの連載を抱えている人気漫画家。
結末
ネタバレになるため、空欄を設けます。
本文を読む前に「キャラレル・ワールド」本編(マンガ図書館Z)をご覧になることをお勧めします。
「キャラレル・ワールド編」終盤にて、パラレルワールドにおけるひと騒動がどうにか収まり、元の世界へ戻った零と唯は抜け穴を塞いで学校へ来てみると、3年10組の教室は自分たちが迷い込んだパラレルワールドとは別の自分たちで満員となっており、仰天したのだった・・・。
二次創作について
キャラレル・ワールドのキャラクターたちは、キャラレル一堂零、スケバンお唯、千絵三郎の三人以外は出番自体が少なく、断片的な情報しか出てこなかったため、
「『奇面組』本来の世界と、どこかの軸で正反対ならどんなキャラ設定でもよい」
という大雑把なルールを元に、キャラレル設定として新しい設定を盛り込んだり、本編に出なかったキャラクターが「キャラレル・ワールド」にいたらどんなキャラになるだろう？という考察設定などを盛り込んだ、いわゆる二次オリに近い内容の、多岐に渡る様々な派生作品が作られている。
関連イラスト
関連タグ
キャラレル(略称及び接頭語)
キャラレルワールド(表記揺れ)
