CV:依田英助
人間態:山本昌平
概要
第23話「闇を裂く美女の悲鳴!霧の中の幽霊馬車」登場。
人間の女性を獣性化し、獣星帝国に送り込む人間改造計画を目論む蜘蛛型のダブルモンスター。
個人の趣味から送り込む女性は美女に拘っている。
怪紳士の姿で馬車に乗って現れ、さらうと蜘蛛で操り花嫁衣装を着せ愛でる。この姿でも糸で垂れ下がり口から網を出す。火炎弾を出す
ステッキを武器にする。ダブルモンスターとしての姿では掌を合わせて網を出してターザンのような戦法も見せる。剣も武器。
活躍
横浜埠頭をドライブ中のアベックを蜘蛛に襲わせ、その彼女を誘拐し、その後も同様の手口で次々に若い女性を誘拐し、蜘蛛の糸で包み自身のアジトに監禁。そして魔空城に帰還するとドン・ホラーに近況を報告する。
一方、一条寺烈は新聞に書かれた「横浜埠頭で怪事件 若い娘、巨大蜘蛛にさらわれる」という記事にマクーが絡んでいると睨み、自身は見張り役、大山小次郎と星野月子をアベックに成りすまさせるという作戦に出る。
そして案の定出現し、月子を誘拐。それと同時に出撃しギャバンに蒸着した烈にクラッシャーを差し向けてその最中に逃走する。
その後アジトで誘拐してきた女性達にウエディングドレスを着せ、一番手を月子として上記の作戦を実行しようとしたが、アジトに潜入した烈によって阻まれたため、正体を現して襲い掛かる。戦いの場を外へと移し、蒸着しギャバンとなった烈と交戦。蜘蛛の糸でギャバンの動きを封じるが、即座にキックをお見舞いされ転倒、魔空空間に移動する。
戦闘円盤に乗って攻撃を仕掛けるが、電子星獣ドルの連続攻撃で全滅、円盤から放り出されギャバンと直接対決になり蜘蛛の糸を巧に使ってギャバンを苦しめるが、レーザーブレードで糸を断ち切られ、真剣勝負に切り替える。その末に「ギャバンダイナミック」を受けて倒された。
余談
体のデザインから『スパイダーマン』の影響がみられる。ちなみに2ヶ月前の第17話には東映版の演者がゲスト出演している。
人間態を演じた山本氏は2年5ヶ月後に『電撃戦隊チェンジマン』の敵幹部・ギルーク司令官を演じることになる。