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概要

CV:吉田理保子(1981年版)/水樹奈々(2022年版)

クラマ星のカラス天狗一族の女王である。

母星には人間型の男がいないため、異星に赴いて、優秀な子孫を残すべく、禁欲的な色男とめぐり合うまでコールドスリープで眠り続けていた。「目覚めのキスをした男と契らなければならない」という一族の掟を守り続けていたが、諸星あたるにキスをされて目覚めた際にあたるの女好きと浮気性に失望し、教育していい男に変えようとするが、挫折する。

先代女王の母親が当時の「禁欲的な色男」として選んだ男が地球人源義経だったため、クラマ姫自身は地球人と宇宙人のハーフである。(なお、初代の長老とその妻はカラス天狗型の宇宙人だったため、どこかで人間型の宇宙人の血が入ったものと思われる。)

クラマ理想の男性像も父親であり、「パパは世界一だ」と主張する。タイムスリップしてあたるを若き日の源義経に弟子入りさせて男の中の男にしようとするが、逆にあたるが彼にプレイボーイの素質を教えだす始末であった。

再びゴールドスリープに入り「目覚めのキス」をやり直そうとして今度は部下のカラス天狗達は面堂終太郎にキスしてもらおうとするが、三宅しのぶの妨害でまたあたるにキスされてしまうなどツキも無い。

やがて、形骸的に守られてきた一族の掟を放棄して自分に相応しい「禁欲的な色男」を見つけて子孫を残そうと決めるが、部下のカラス天狗が見つけてきた「色男」は何と「男装少女」の藤波竜之介であった。

部下のからす天狗達は竜之介が実は女であると知ると性転換まで持ち出し竜之介を男に変えてクラマと契らせようとする。(なお、とばっちりであたると面堂終太郎が一時女体化した。)

この騒動を知ると、竜之介の幸福を望み「お前が男でなくて残念だ」と言いクラマが身を引く形で場を納めた。

その後レイにも目を着けるが結局振られてしまう。

2022年版うる星やつら

2022年版『うる星やつら』(令和うる星やつら)ではかなりクラマ姫のストーリーがアレンジされている。

第3話ラストでクラマ姫の宇宙船が登場。第4話にて、テニスコートにクラマ姫のカプセルが現れる(あたる達とはこれが初対面)。

カラス天狗達はイケメンの面堂に目を付け、彼に目覚めの口づけを申し込むが、あたるがラムの束縛を振り切って割って入りクラマ姫に目覚めの口づけをしてしまう。

クラマ姫はそんなことは知らず目覚めた時にイケメンの面堂がそばにいたため理想が叶った、と喜ぶ。

カラス天狗の下っぱ達は、クラマ姫が間抜け面のあたると口づけをしたのは知らない事からこのままイケメンの面堂と契れば良いと主張するが、長老は一族の掟は絶対、と反対する。

しかしラムとカラス天狗の下っぱ達は長老を縛り上げ、クラマ姫と面堂を契らせようとする。

なお、話数の通り、ラムとその父以外の宇宙人キャラクターでは最速の登場である。

余談

2022年版にてクラマ姫を演じる水樹女史は、2002年に自身の冠ラジオ番組『水樹奈々スマイルギャング』の罰ゲームラムちゃんのコスプレをさせられた事があった。そのため、出演情報が解禁された際にはこのエピソードを自分から持ち出し「スミマセン(笑)」とコメントしている。

参照:公式サイトスペシャルコメント

ちなみに令和版うる星やつらにてカラス天狗の長老を演じている二又一成氏は旧アニメ版において下っ端のカラス天狗を演じていた。

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