概要
CV:中田譲治
ファイアーエムブレムヒーローズのオリジナルキャラクター。
アスク王国の王であり、アルフォンスとシャロンの父親で、ヘンリエッテの夫。俗称は「パパフォンス」。
非常に厳格な性格で、息子アルフォンスの特務機関入りに反対して揉めてしまい、それ以降アルフォンスとは王宮で会う事は無くなった程。
しかし、裏では子供に会えず寂しがっていたり、息子が三歳の時の思い出の枯れ枝を大切に取っていたり、身を挺して息子を守ったり…と実際は子供想いのツンデレなお父さんである。眉間のシワを解いた際の優しい表情はまさに父そのもの、どこかの父親も見習って欲しいものだ…。
妻曰く、若い時は息子に似て向こう見ずで各地の異界にしょっちゅう行っていたらしい。また20年前、ヘルと交戦した事があり、その時に父(アルフォンスの祖父)を亡くしており、自身も額に傷を負った。これ以降アスク王国の西に存在する「荒涼たる墳墓」に存在する死の王国との扉の間に壁を築き上げ、長らく封じてきた。博識なアルフォンスですら死の国の存在を知らなかったので、相当厳重に管理してきたものと見られる。
厳格な性格は上記の経験から来ているものであるが、厳格が過ぎているため超英雄のイースター版アルフォンスからは「父上がこの格好を見たら卒倒してしまう」とまで言われていた。おいおい…。
グスタフが登場した際に何となく悪い予感がした召喚士は多いだろうが、ファイアーエムブレムシリーズの主人公の父親である彼も、ご多分に漏れず死んでしまう(この枠で生きているのはこの人だけ)。
なお、死の直後にヘンリエッテからグスタフは既に病に侵されており、先が長くなかったことがアルフォンスらに知らされる。病を子供たちや国民に隠してまで職務を全うした辺りにグスタフの王としての心構えが見られる。
シリーズ5作目『トラキア776』にも同名の人物が登場する。
ユニット性能
王たるものの愛 グスタフ
「我はアスク王、グスタフ。
まさか、このような形で再び
このアスクに戻ろうとはな...」
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/重装 |
武器 | 護国の堅斧(専用) |
奥義 | 華炎 |
A | 近距離防御4 |
B | 抑止隊形3 |
C | 盾の護り手・近間3 |
2021年2月に超英雄としてまさかの実装。第四部のストーリーで操作したかった召喚師も多くその期待に応える形で実装された。今回は重装での登場だが恒例の見た目が重装ではない。
専用武器「護国の堅斧」はキラー系武器効果と敵から攻撃された時かまたは戦闘開始時の敵のHPが75%以上時は戦闘中、敵の攻撃守備-6、かつ敵が追撃可能なら、最初に受けた攻撃のダメージを75%軽減。近距離防御4があるので守備魔防の強化と敵のバフ無効と近接壁のエキスパート。
最大の特徴が盾の護り手・近間。周囲二マス以内の味方が近接武器で攻撃された時、攻撃された味方の代わりに戦闘を行い、戦闘中は守備魔防+4の身代わり効果。猛威を振るっている総選挙エーデルガルトやティバーン等を反撃で倒せてしまうほどの超火力と屈強な固さ。
弱点は速さが超鈍足の18で追撃は確実に取られる。しかも追撃を封じる効果がない。一回目で軽減しても二回目以降は大ダメージは確定。反撃出来ない魔道にはかなり弱く、魔防も中途半端で属性有利な青魔でも怪しい。重装特効の弱点もあるのでミカヤや属性不利なリリーナとリシテアは天敵。
近接が有利でも油断は禁物。イドゥンや子供シーダといった重装特効も苦手。見切り追撃効果持ちは抑止隊形にある絶対追撃を封じられて不利になるので気をつけよう。
なお、奥義の台詞には「民を守るのだ!」「アスクの力を知れ!」等のアスク王国を案じる台詞がある。とてもかっこいいので是非聞いてもらいたい。
死せる王 グスタフ
「我が名はグスタフ。
もはやこの身は王にあらず。
朽ちゆくべき骸にすぎぬ。」
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/騎馬 |
武器 | 死斧グリトニル(専用) |
奥義 | 緋炎 |
A | 攻撃守備の機先4 |
B | 攻撃守備の近影3 |
C | 攻撃の紫煙4 |
2022年5月から登場し、初のレギュラー入り。第三部で登場した「暴殺の騎士 グスタフ」を元にした姿で台詞も一新した。
ステータスはHPと速さ以外は高水準でとくに攻撃は57と結構高めでオッテルに次ぐ騎馬/斧で二番目。
ヘル同様に武器名が死斧グリトニルに変更されたが効果もほとんど一新。
その効果はキラー系武器効果と自身のHPが25%以上の時は戦闘中、敵の攻撃速さ守備-5かつ自身の奥義発動カウント-1、敵の奥義発動カウント+1とグリトニルから大きく変化した。さらに絶対追撃の条件が敵が反撃可能は据え置きで攻撃された時も追加。
攻撃の紫煙4はデバフをばら撒く効果そのままに戦闘後、守備魔防+6かつ敵が追撃不可になるバフを付与する。まさに自分が有利な状況で強くするタイプになっている。
騎馬特攻や見切り追撃効果には弱い。魔防も中途半端で自分にダメージ軽減効果が無いため、ユニット次第では大ダメージを喰らう。敵の回避効果もささりやすく自慢の火力も抑えられやすい事も注意。
余談にはなるが、同時に登場したキャラは盲信状態で暴走していたり、洗脳状態、生物の本能で暴走中、倫理的に大問題の薬物投与で暴走と大体闇堕ちと言える状況であったが、彼だけは正気である。
関連タグ
「アルフォンス…
シャロン…」
「……愛しき…我が子よ……
……………………」