【破壊力 - 不明 / スピード - 不明 / 射程距離 - 不明 / 持続力 - 不明 / 精密動作性 - 不明 / 成長性 - 不明】
概要
剣山のように逆立った頭髪に耳に部分から飛行機のジェットエンジンの様なものがあるのが特徴的な人型スタンドで、レンズ上の4つの目がある仮面を被ったような顔をしている。
本体である緑色の赤ちゃんに近付いて行くと、本体との距離に比例して近付く物の大きさがどんどん小さくなって行き、その反対に離れるほど大きくなって行く(元の大きさ)能力。
この能力の特性上、能力が発動している限りは本体の赤ちゃんにどれほど近付いても決して触れることはできない。
例えば赤ちゃんを捕まえようと追って行くと身長がどんどん縮んで行き、その状態で近付くとさらにゼノンのパラドクスに酷似した現象に陥る事となる。
また、徒歩以外にも高い場所から飛び降りてもこの能力は有効であり、その場合は永遠に落下し続ける事となる。
逆にスタンドの方から近づいてくると巨大化しながら迫って来る事となり、小石を投げれば岩となってこちら側へと向かってくるほか、スタンドに直接掴まれると、その部分だけが一気にしぼんで行き最終的には0=『無』になってしまうらしい。
これらの攻撃は緑色の赤ちゃんの『本能』により半ば自動的に行われるが、本体の赤ちゃん自らが近付いてきた場合や対象に興味を抱き能力を解除した場合はこの限りではない。
要約するとこちらから(本体に)近づくと到達できないという能力。ちなみに単行本の解説によれば、身長が半分になって行く、その『果て』からやって来た能力らしい。
元ネタ
1965年に発表されたトム・ジョーンズの楽曲『Green, Green Grass of Home』(邦題:思い出のグリーン・グラス)。
死刑執行を明日に控えた死刑囚が牢屋の中で見た故郷の夢、といった内容の歌。また終盤の歌詞にPadre(神父)というワードが出てくる等、「ストーンオーシャン」のストーリーの核心を突いたネーミングと言えよう。
関連スタンド
同じく『人間や物体のサイズを小さくする』能力を持つスタンド。
しかしこちらの方がこの2体よりも遥かに強く恐ろしく、得体が知れない。
部は違えど同じく赤ん坊が使役するスタンド。対処法を知らないと全滅必至な点も似通っている。
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「自ら追いかけてはいけないし、近づいてもいけない」スタンド。詳細な能力はリンク先を参照(ただし、第8部の物語の根幹に関わる 重大なネタバレ に注意されたし)。