1979年3月15日生れ、アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ出身。
ポジションは内野手、右投げ右打ち。
「ユーキリス」とはギリシャ系の姓であるが、祖先がポグロムから逃れるためにギリシャに亡命したユダヤ人であるためである。
2001年にボストン・レッドソックスに入団、2004年にメジャーデビュー、2012年にシカゴ・ホワイトソックスに移籍、2013年にはニューヨーク・ヤンキースに在籍。
2014年に東北楽天ゴールデンイーグルスに鳴り物入り移籍するが故障により21試合の出場にとどまり、10月30日に引退を表明。
と、ここまではそんなに悪くなさそうだが、その実、グリーンウェル及びミセリなどと肩を並べるNPBワーストクラスのダメ外国人選手である。
元々オープン戦から調子が上がらず、開幕直後に桁違いのパワーを見せつける第1号を放つが、その後は低空飛行が続き4月下旬に怪我で登録抹消されると治療で帰国、その後二度と戻ってくる事無くそのまま現役を引退。
更に、チームが最下位に喘いでいた8月に故障と称しているにもかかわらず、笑顔でアイスバケツチャレンジに勤しむ姿を動画サイトに投稿し、自身の健在ぶりを示すと共に楽天ファンの神経に冷や水と油をぶっかける等、炎上もしばしば。
バリバリの大リーガーと言う高い前評判に全くそぐわない成績、3億という高額年俸を貰いながらのあまりに不誠実な態度、そして中軸を失ったチーム自体の大転落ぶり(「リーグ優勝による日本一⇒翌年最下位」の都落ちはパ・リーグ史上初)も相まって、2014年というシーズンを象徴するダメ助っ人として楽天ファンの記憶に強くその名を刻んだ。
MLBでは監督として同じチームにいたボビー・バレンタインからも態度の悪さを名指しで批判されており、チーム成績低迷でバッシングこそされたものの、人を見る目は間違ってはいなかったと言える。