概要
アニメ『ポケットモンスター』(第7シリーズ、以下新無印編)におけるゴウ×サトシの腐向けカップリング。
関係
公式における2人はリサーチフェローであり、バディと称されている。
本来であれば新無印編1話のポケモンキャンプで出会っていたのだが、サトシの寝坊により叶わず。
それから4年後の2話にて、彼らはルギアの上で運命的な出会い(※ゴウの発言より)を果たすこととなる。
出会ってからはサクラギ研究所のリサーチフェローとして、それぞれの成長と共に仲も深めていく。
彼らにはサクラギ研究所という拠点こそあるが、アニポケシリーズでは男二人旅はほぼ初の事例である。勿論ピカチュウやヒバニー(現在はエースバーン)をはじめとしてポケモンたちも共にいるが、二人だけで各地に行く度にその距離の近さを見せつけているというかいちゃついている――ように見える。
ゴウには幼馴染のコハルと、彼女の弟のソウタ以外には友達と呼べるような存在はいなかった。そのためサトシはゴウにとっては大きな存在である可能性が高かったが、新無印編32話にてすれ違い(3話の「結局お前もそういう奴か」発言は恐らくこれが原因)と3年越しのわだかまりの解消があり、トキオという少年が友達であることが判明。
ただサトシがゴウを初めから友達だと思っていたこと、喧嘩一つでは簡単に離れない点はゴウにとって幸いしている。サトシであるからこそ、まだトキオとのすれ違いを引きずり続けていたゴウの友達になれたのかもしれない。
今シリーズに於いて、サトシは今までの経験を踏まえ、少年らしさを出しながらもベテランらしさを随所で見せている。対してゴウは新人トレーナーとしてデビューしたばかりであり、成長を描かれることが多い。そのためバディでありながら、先輩後輩でもあると言える。
2020年8月12日に公開された新規PVは、「俺はサトシのライバルじゃない。ライバルじゃないけど、俺はサトシのリサーチフェローのパートナーで、友達だ」というゴウの台詞から始まっている。
これは初めてアローラ地方に赴いた際、「サトシの側にいるのなら強いライバルでなければならない」とこだわるカキに対して放ったものである。この台詞一つとっても序盤からのゴウの変化が窺えるだろう。
もちろん一部視聴者がざわついたのは言うまでもない。
サトシがポケモンWCSにて、サイトウに敗北しスランプに一時期陥る。その際にスランプを抜けるきっかけとなった一つに、36話のフライゴンとのバトルがある。ゴウとラビフットが見せた、不利な状況でも諦めずに食らいついていくという姿勢こそゴウがサトシと彼のポケモンたちから学んだことである。
そしてサトシは無事にスランプから抜け出すこととなり、後のサイトウとの再戦は引き分けにまで持ち込んだ。
そして視聴者はこの付近からあることに気が付く。
ゴウってサトシのこと見すぎなのでは……?
期待たっぷりに見守っていこう。
余談
新無印編においてサトシとゴウはW主人公である点を強調されている。
そのためか、ゴウのキャストクレジット順はサトシのピカチュウを差し置いてサトシのすぐ下=2番目となっている。
※ゴウカザル×サトシの場合もゴウサト表記になってしまう。こちらはポケサトタグも同時につけておくのが望ましい(もっとも登場順からするとこちらの方が圧倒的に先輩なのだが……)。