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ゴッドマジンガー(スーパーロボット大戦(小説))
7
団龍彦の小説「スーパーロボット大戦」に登場するロボット。マジンガーの究極系の一つ。

概要

団龍彦の小説「スーパーロボット大戦」に登場するロボット。

機体デザインは石川賢


同作における、究極のマジンガー。原案はグレートマジンガーの後番組企画の同名の主役機(予定)で、そのリボーンにあたる存在の一つで、マジンカイザーのアレンジデザイン。


以下、ネタバレあり





















機体の概要

デビルマジンガー用に兜剣造博士が遺した設計図を基に、弓弦之助教授がマジンガーZを改造して誕生したマジンガー。元々、兜剣造博士は同機をグレートマジンガーの強化発展機として設計していたが、デビルマジンガーへ対抗するための機構を組み込んだ結果、甲児の乗っていたマジンガーZを改造するのを前提にした仕様とされ、完成された。従って、設計はグレートの発展型に位置する。甲児搭乗のマジンガーであり、Zの生まれ変わりでありながらも、グレートマジンガーの血が色濃い機体という、珍しいパターンであった


 なお、そのデザインはマジンカイザーに酷似しているが、カイザーとの大きな違いは、胸部にある。

 胸部のZのマークが、カイザーは胸の放熱板の中央部に位置しているがゴッドは喉元に位置している

 他にも、頭部やパイルダー=ゴッドファルコンなどの形状に違いがあるが、全体的なデザインラインはカイザーと共通しており、マジンガーの進化形態の一つとして捉える事もできる。


劇中の扱い

 未来に残ったはずのライオネル博士の導きにより、デビルマジンガーに破壊されたZ(ギャラハンが作り出したコピー)から離れ、光子力研究所に戻った甲児。

 デビルマジンガーの事を、知人で交流のあった兜剣造博士から聞いていたライオネル博士は、デビルマジンガーの実物を目の当たりにして、急遽現在に、甲児たちが帰還する三日前に帰還していた。

 そして、自身が研究していた時粒子(クロノ・レプトン)の理論を利用し、TAF(タイム・アクセレーション・フィールド)を、光子力研究所内の制作ラボ内に展開していた。この中では時間の進行がずっと早くなるため、一日が一年にも相当するようになる

 ライオネル博士はラボにTAFを展開させ、弓教授らはその中で三日前から、オリジナルのZを改造していた。

 三日しかない時間は、この中では三年に相当する。つまり、三年の時間をかけて、Zを改造していたのだ。


 外ではグレートが倒され、ゲッタードラゴンシャインスパークを吸収され、逆に攻撃を受け行動不能。ジュンボスビューナスAボロットで向かうが、やはり一蹴される。光子力バリアーもデビルに吸収され、絶体絶命の状況に陥るが、その時やっと弓教授がラボから出てくる。

 改造が完了し、ゴッドを目の当たりにした甲児はすぐに出撃、デビルと相対するのだった。



武装

ゴッドファルコン

 専用パイルダー。形状はブレーンコンドルに近い。

 合体時は「ファルコンON!


ゴッドスクランダー(名称不明)

 背中に内蔵した、スクランブルダッシュと同タイプの翼。


エネルギー剣(名称不明)

 ゴッドの両手を広げ、かざす事で実体化させる剣。


ゴッドスパーク

 エネルギー剣を天にかざし、周囲に電撃を放つ技。サンダーブレークの強化版と思われる。


ゴッドトルネード(名称不明)

 口から放つ突風。ルストハリケーングレートタイフーンに相当するが、酸は含んでいない様子。しかしデビルマジンガーを回転させ、巻き上げるほどの風を放つ事が可能。


スーパーノヴァ

 胸部から放つ白熱光線。Zのブレストファイヤー、グレートのブレストバーンに相当する。名前からマジンカイザーのカイザーノヴァにも相当すると思われる。


光子力ビーム

 両目から発射する光線。原型がZであるため、当初から搭載済みの武装だが、Zよりはるかに強化されているものと思われる。


 また、劇中にはロケットパンチに相当する装備は出てこなかったが、おそらくは使わなかっただけで、搭載しているものと思われる。


最終決戦

 弓教授より、ゴッドは乗り手の意思をエネルギーとする事を伝えられる甲児。

 ボディのエネルギー自体は別にあるが、人の意思そのものがそれを増幅する事が、ゴッドは可能だと言う。

 そこまではデビルマジンガーと同じだが、デビルと異なるのは、ゴッドマジンガーにはそれらの効果を相殺する力を有している点。

 ゴッドとデビルがぶつかり合えば、デビルのパワーは引き下げられ、本来のマシンのパワーのみの勝負になる。

 ただし、これはあくまで操縦者である甲児次第。最終的にはヘルと甲児の精神力の戦いになるわけで、ヘルの負のエネルギーが、甲児の悪を憎む心より大きかったら、負けとなる。

 甲児は、ヘルの恨みや憎しみに対抗できるのは愛であり、他者を思いやる気持ちしかないと考えていた。


 ゴッドファルコンに乗り込み、ファルコンONする甲児。

 光子力研究所から引き離し、邪魔の入らない場所で激突するゴッドとデビル。

 終始互角以上に戦うゴッドだが、デビルはやはりゴッドの攻撃を吸収してしまう。ヘルのあまりの憎しみの強さに躊躇し、弱気になってしまう甲児。

 しかし、愛する者たちの事を思い出し、己を叱咤する。

 再び立ち上がったゴッドは、そのままデビルに突進。スーパーノヴァを放つ。

 ありったけのエネルギーを放出し、デビルマジンガーのキャパシティ以上のエネルギーを吸収させる。デビルのボディがそれに耐えられたら負けになるが、耐える事ができなかったら……。

 その可能性を信じ、ヘルに、デビルにエネルギーを叩き付ける甲児。

 デビルの身体は醜く、より巨大に膨れ上がり、その体中に醜くおぞましい顔を浮き出させていく。勝利を確信し哄笑するヘル。

 しかし、鉄也が半壊したグレートで駆けつけ、デビルへと一緒に攻撃する。

 ゴッドとグレート、二体のマジンガーの攻撃の前に、更に身体を膨れ上がらせたデビルは、

 悲鳴とともにその身体を爆発させた。


 すんでのところで、ビューナスに突き飛ばされ、爆発に巻き込まれずに済んだゴッドとグレートは、

 ヘルの脳が入っていた、破壊されたカプセルを見下ろしていた。

概要

団龍彦の小説「スーパーロボット大戦」に登場するロボット。

機体デザインは石川賢


同作における、究極のマジンガー。原案はグレートマジンガーの後番組企画の同名の主役機(予定)で、そのリボーンにあたる存在の一つで、マジンカイザーのアレンジデザイン。


以下、ネタバレあり





















機体の概要

デビルマジンガー用に兜剣造博士が遺した設計図を基に、弓弦之助教授がマジンガーZを改造して誕生したマジンガー。元々、兜剣造博士は同機をグレートマジンガーの強化発展機として設計していたが、デビルマジンガーへ対抗するための機構を組み込んだ結果、甲児の乗っていたマジンガーZを改造するのを前提にした仕様とされ、完成された。従って、設計はグレートの発展型に位置する。甲児搭乗のマジンガーであり、Zの生まれ変わりでありながらも、グレートマジンガーの血が色濃い機体という、珍しいパターンであった


 なお、そのデザインはマジンカイザーに酷似しているが、カイザーとの大きな違いは、胸部にある。

 胸部のZのマークが、カイザーは胸の放熱板の中央部に位置しているがゴッドは喉元に位置している

 他にも、頭部やパイルダー=ゴッドファルコンなどの形状に違いがあるが、全体的なデザインラインはカイザーと共通しており、マジンガーの進化形態の一つとして捉える事もできる。


劇中の扱い

 未来に残ったはずのライオネル博士の導きにより、デビルマジンガーに破壊されたZ(ギャラハンが作り出したコピー)から離れ、光子力研究所に戻った甲児。

 デビルマジンガーの事を、知人で交流のあった兜剣造博士から聞いていたライオネル博士は、デビルマジンガーの実物を目の当たりにして、急遽現在に、甲児たちが帰還する三日前に帰還していた。

 そして、自身が研究していた時粒子(クロノ・レプトン)の理論を利用し、TAF(タイム・アクセレーション・フィールド)を、光子力研究所内の制作ラボ内に展開していた。この中では時間の進行がずっと早くなるため、一日が一年にも相当するようになる

 ライオネル博士はラボにTAFを展開させ、弓教授らはその中で三日前から、オリジナルのZを改造していた。

 三日しかない時間は、この中では三年に相当する。つまり、三年の時間をかけて、Zを改造していたのだ。


 外ではグレートが倒され、ゲッタードラゴンシャインスパークを吸収され、逆に攻撃を受け行動不能。ジュンボスビューナスAボロットで向かうが、やはり一蹴される。光子力バリアーもデビルに吸収され、絶体絶命の状況に陥るが、その時やっと弓教授がラボから出てくる。

 改造が完了し、ゴッドを目の当たりにした甲児はすぐに出撃、デビルと相対するのだった。



武装

ゴッドファルコン

 専用パイルダー。形状はブレーンコンドルに近い。

 合体時は「ファルコンON!


ゴッドスクランダー(名称不明)

 背中に内蔵した、スクランブルダッシュと同タイプの翼。


エネルギー剣(名称不明)

 ゴッドの両手を広げ、かざす事で実体化させる剣。


ゴッドスパーク

 エネルギー剣を天にかざし、周囲に電撃を放つ技。サンダーブレークの強化版と思われる。


ゴッドトルネード(名称不明)

 口から放つ突風。ルストハリケーングレートタイフーンに相当するが、酸は含んでいない様子。しかしデビルマジンガーを回転させ、巻き上げるほどの風を放つ事が可能。


スーパーノヴァ

 胸部から放つ白熱光線。Zのブレストファイヤー、グレートのブレストバーンに相当する。名前からマジンカイザーのカイザーノヴァにも相当すると思われる。


光子力ビーム

 両目から発射する光線。原型がZであるため、当初から搭載済みの武装だが、Zよりはるかに強化されているものと思われる。


 また、劇中にはロケットパンチに相当する装備は出てこなかったが、おそらくは使わなかっただけで、搭載しているものと思われる。


最終決戦

 弓教授より、ゴッドは乗り手の意思をエネルギーとする事を伝えられる甲児。

 ボディのエネルギー自体は別にあるが、人の意思そのものがそれを増幅する事が、ゴッドは可能だと言う。

 そこまではデビルマジンガーと同じだが、デビルと異なるのは、ゴッドマジンガーにはそれらの効果を相殺する力を有している点。

 ゴッドとデビルがぶつかり合えば、デビルのパワーは引き下げられ、本来のマシンのパワーのみの勝負になる。

 ただし、これはあくまで操縦者である甲児次第。最終的にはヘルと甲児の精神力の戦いになるわけで、ヘルの負のエネルギーが、甲児の悪を憎む心より大きかったら、負けとなる。

 甲児は、ヘルの恨みや憎しみに対抗できるのは愛であり、他者を思いやる気持ちしかないと考えていた。


 ゴッドファルコンに乗り込み、ファルコンONする甲児。

 光子力研究所から引き離し、邪魔の入らない場所で激突するゴッドとデビル。

 終始互角以上に戦うゴッドだが、デビルはやはりゴッドの攻撃を吸収してしまう。ヘルのあまりの憎しみの強さに躊躇し、弱気になってしまう甲児。

 しかし、愛する者たちの事を思い出し、己を叱咤する。

 再び立ち上がったゴッドは、そのままデビルに突進。スーパーノヴァを放つ。

 ありったけのエネルギーを放出し、デビルマジンガーのキャパシティ以上のエネルギーを吸収させる。デビルのボディがそれに耐えられたら負けになるが、耐える事ができなかったら……。

 その可能性を信じ、ヘルに、デビルにエネルギーを叩き付ける甲児。

 デビルの身体は醜く、より巨大に膨れ上がり、その体中に醜くおぞましい顔を浮き出させていく。勝利を確信し哄笑するヘル。

 しかし、鉄也が半壊したグレートで駆けつけ、デビルへと一緒に攻撃する。

 ゴッドとグレート、二体のマジンガーの攻撃の前に、更に身体を膨れ上がらせたデビルは、

 悲鳴とともにその身体を爆発させた。


 すんでのところで、ビューナスに突き飛ばされ、爆発に巻き込まれずに済んだゴッドとグレートは、

 ヘルの脳が入っていた、破壊されたカプセルを見下ろしていた。

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