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「俺を止めたければ、決戦の地まで来るがいい!そこで最っ高ぅのエンディングを迎えよう!」


CV/藤原啓治

概要編集

バトライド・ウォー2に登場する鎧武以下、仮面ライダー達映画館のような異空間へと閉じ込めた謎の怪人物。


映画フィルムテープのような模様のタキシードを着用してシルクハットを被るという紳士的な装いをしてはいるが、足元から伸びるフィルムで上半身のみが構成されているという異形の姿をしている。


何らかの目的で、謎の少年・レイトと謎の少女・レイナを楽しませ、(特に)レイトが求める子供達の為に楽しい映画」を作る為にライダー達を映画の世界に引きずり込んで拉致し、「映画の中の主人公に扮して作中の悪役に勝利し、レイト達を満足させるまで元の世界に帰れない」という制約をライダー達に強要。次々に映画に登場する怪人ダークライダー達と戦わせる。


更に物語の中盤でレイトの「どの作品も見たものばかりで陳腐すぎる」という些細な発言を聴いてテコ入れが必要と判断。『シャドウフィルムライダー』と呼ばれる各自の最強形態を模した悪のコピーライダーを生み出し、ストーリーの改変された新たな映画世界を創り出そうと暴走する。


能力編集

映画のストーリーの改変や映画の世界から各主役級のライダー達を召喚出来るほか、映画フィルムから各ライダー達のコピー体である悪のライダー『シャドウフィルムライダー』を無限に召喚することが出来る。


余談編集

演じた藤原氏は2020年4月に死去したため、仮面ライダーシリーズでは最初で最後の出演となった。


関連項目編集

バトライド・ウォー2 シャドウフィルムライダー ゲームオリジナル



以下ゲームのネタバレに付き、閲覧注意‼










































正体(事件の真相)編集

その正体は物語の舞台となっている映画館『テトラ座』の“活気を取り戻したい”という思いが具現化して実体化した存在。

更に付け加えると、物語のキーパーソンである少年「レイト」もその映画館の館長の地縛霊であったことが終盤にて判明する。


元々は閉鎖予定だった映画館であったが、“自身がその役目を終えた”=“閉鎖される”という事実を受け入れることが出来ず(礼人曰く「閉鎖された事実を自覚できず」。とはいっても終盤でレイトが記憶を取り戻すのを妨害するような行動をしていた事から、実際には事の真相を自覚していた可能性が高いが…)、「嘗てのような映画館の繁栄を再び取り戻したい」という意思、特に大好きな子供達の歓声が聴きたいというが暴走してシネマという偶像を作り上げて今回の事件を引き起こす事になってしまった。


最終ステージにおいて、武神鎧武ボディを乗っ取って自らがライダー達の前に立ちはだかり、最後の決戦へと突入。激戦の末に敗北、満身創痍に陥るが、 「子供達が楽しめる最高傑作の映画が出来た」とご満悦になっていた所へ現れた生前の記憶を取り戻したレイトから「十分満足させてもらった」というお礼の言葉を掛けられ、戦意を失ったことにより消滅した。


なお、事件収束後は真相を知った鎧武龍玄が『テトラ座』を沢芽市の仲間を募ってダンスステージ兼用で立て直すことを決め、なんだかんだでバロンもその提案に(遠まわしに)乗る事を承諾。エンディングの最後で紘汰による開館宣言と子供らの大歓声から察するに、如何やら映画館は無事に復興したことが窺い知れる。

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