概要
『ドラゴンクエストⅦ』の登場人物。
何百年もの昔、コスタール一帯を縄張りにしていた海賊「マール・デ・ドラゴーン」のキャプテン。
海賊といっても略奪行為を働くような悪党ではなく、寧ろコスタール王家から支援を受けて海軍としても戦う義賊である。
水の精霊の加護を受けており、水竜の剣の持ち主である他、手の甲には主人公と同じようなアザがある。
黒髪と精悍な顔立ち、軍服のような服装が特徴的な男前で、まだまだ若者と言っても差し支えない見た目。
コスタール王の勅命で魔王オルゴ・デミーラの軍勢と戦いを繰り広げるも敗北。
船もろとも氷の牢獄に封印されてしまうが、主人公たちがタイムスリップして過去のオルゴ・デミーラを撃破。
これによって何百年もの未来(主人公たちが暮らす現代世界)で氷が解け、復活を果たす。
闇の封印に落とされたエスタード島近辺で、海の魔物によって殺されかけていたボルカノを助けたのも彼らである。
かつてどこかの国の王女だったアニエスという妻がいる。
彼女は子を身籠っていたが、コスタールが闇の封印に落とされてからほどなくして胎児が消失してしまうという怪現象が生じる。
これは、コスタールには「新生児が満月の夜に魔物に変化してしまう」という恐ろしい呪いがかけられており、水の精霊のはからいによって胎児が遥か未来に転移させられたため。
その胎児はボルカノとマーレ夫妻の子として生を受けた。これが本作の主人公である。
明言はされないものの、シャークアイも薄々気づいているのか、エンディングでは頭領の座を継ぐことを提案してくる。
もっとも、主人公が最終的に選んだ道は漁師であり、ある意味海賊とは真逆の立場であるが…。
シャークアイが氷漬けになってしまったことを知ったアニエスは、海底王の提案で何百年もの時を生きる人魚に姿を変えることを決意する。
人魚になれば二度と人間には戻れないのだが、海底王の力によって一年に一日だけ人間に戻ることができる。
エンディングでは、シャークアイと人間の姿になったアニエスが再会した様子が描かれている。
ドラゴンクエストウォーク
2021年3月に開催された「海賊アロンの航海記」というイベントで、海賊アロンが尊敬する大海賊として名前が挙げられている。
これはこの後に開催されたドラクエⅦイベントの伏線となっている。
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ドラゴンクエストⅦ 主人公(DQ7) 海賊 キャプテン 父親
パドレ…ドラゴンクエストⅩの登場人物。剣士、主人公の実父、ラスボスの仕業で妻と離れ離れにされる、我が子が遥か未来にタイムスリップするという点が共通している。