CV:谷昌樹
概要
ネポス・アンゲリスの要であるダークフェニックスの装着者。ダークパンサー・リーベルトの父で、ダークワイバーン・クルードの盟友。
口元を覆う髭に眼鏡と非常に温厚な顔立ちをした人物で、物腰も穏やかなうえいつもニコニコしているが、その実はかなり鋭い眼光を持っており、対峙した翔悟達が思わず息を呑むほどだった。
始まりの魔神の命令には絶対服従だが、一方でそれを行使する側の心情も察するなど、性格はかなり平和的。
ダークケルベロス・レボルトの策略によって、娘・リーベルトの反逆行為を問われ、ダークフェニックスの剥奪を言い渡されるが拒否、彼と対決するもソキウスの介入で自身の時間停止能力の穴を突かれて敗北する。
敗北後は異空間に幽閉されてしまうが、地球のボーン資格者達やリーベルト一行の助力で救出される。
以降は危険を承知で主にネポスで身を隠しつつ、その存在を匂わせることでレボルトを牽制している。
レボルトの策略により、現在ネポスの市民には「反逆者クルードによって人質に取られている」という認識となっている。
ダークフェニックスを奪われたうえで倒されてしまい、表面上は戦いに巻き込まれて死亡扱いにされていたが、フェニックスの時間停止能力で仮死状態同然の状態で生存。そのうえでフレイドとアピスによって救われる。
ドラゴンボーンがレボルトに奪われた時には、レフトアームがないボーンカードを使い強制的にボーンを奪取。磁気で潰される寸前の地球を、時間の魔神本体を呼び出すことで一時的に時間停止させ、その間に虎狼兄弟にドラゴンボーンを奪還させた。
一連の騒動の後は自身が健在であると同時に事の真実もネポス市民に告げ、変革をする時期にもあると訴え、レボルトに付いていたラケルトとカーバリオの罪については不問にした。ネポス本星に訪れたレナードからは、戦闘でコアボーンクラッシュされたボーンカードを(研究しつくした事から)返却されている。数ヵ月後、娘らと一緒に氷川神社へと赴いている(ED3におけるラストシーンもここから来ている)。
ダークフェニックス
時間の属性のダークボーン。ネポスの要を司る重要なボーンである。
評議会の一員であることから見てわかるように、その力は絶大的。既にアイアンボーンであることは勿論、かつてレアメタルボーンになったこともある実力者。
時間停止能力もかなりの力を誇り、遠方の惑星一つ分の時間を止められるほど強大な影響力を持ち、ダークフェニックスを強奪しようとしたレボルトもこれで最初は圧倒している。
しかし、時間停止能力に依存し過ぎたため、惑星一つのみという効果範囲の穴を突かれ、「範囲外から空間能力でダークフェニックスに触れつつ、レボルトにも触れることで時間停止能力の効果を共有させる」という荒業で破られてしまう。
名前こそフェニックスだが、時間属性なためか、色は一般的なフェニックスのイメージとは真逆の灰色であり、正に闇のフェニックスと言った印象を持つ。
レボルトの策により意識を食らわれてしまい、強制的に着装されているが、精神の一端は諦めておらず、装着者の命を救う為、止めを刺される寸前に仮死状態を施した。
その後、シュトルツが再度奪還を試みることでようやく着装権を奪い返すことに成功、元の鞘に収まった。