誘導分岐
- SEGAの音楽ゲーム『CHUNITHM』のキャラクター→シュープリス(CHUNITHM)
- アーマード・コアのネクストAC→本稿で解説
概要
名前は搭乗者ベルリオーズと併せて、ルイ・エクトル・ベルリオーズ作曲の『幻想交響曲』第4楽章『断頭台への行進(Marche au supplice)』が由来。
ゲーム中には同様の作戦名のミッションが存在し、シュープリスを含むネクスト部隊と対峙することとなる。
OPでの敵ノーマルACを左手の「04-MARVE」で射突する(お約束のムービープレイであるが)等の活躍、ベルリオーズの渋いキャラクター性と相まって、高い人気を得ている。
ちなみに後継と言えるオーメル製の「AR-O700」では「空気を切り裂き抵抗を減らす整流カバーであり、突き刺すためのものではない」と言われており、「04-MARVE」も同様であるとも想像できる。
機体構成
漆黒のアリーヤベースの機体に、中~遠距離用の通常型ライフル、中~近距離用の突撃型ライフル、高火力のグレネードキャノン、対ミサイル兵装のフレアを装備し、対応力が高い。
アリーヤの鋭角的なフォルム、カラーリング、フレアから悪魔的な雰囲気を持っており、もうひとつの看板機体であるノブリス・オブリージュと対になっているとする見方もある。
搭乗者であるベルリオーズはオリジナル(国家解体戦争参戦リンクス)には珍しい柔軟な思考の持ち主であり、躊躇うことなく他企業、それも敵対企業のパーツを使用し、実際に戦果を上げることでそれを認めさせている。
実際に右ライフルとフレアが同陣営の他企業グループ製品、グレネードとスタビライザーが敵陣営の製品である。
なお、OPやプラモデルの影響で忘れられがちだが、アイカラーは黄であり、またゲーム中のコア上方左側にはGA製スタビライザーを装備している。
夜間戦闘装備
プラモデル版で新たに設定された装備。
背部兵装は無く、プラズマライフル、レーザーブレード(ドラゴンスレイヤー)、そして通常装備と同じフレアを装備する。
シュープリス名義の「03-AALIYAH」はフレアが無く、不完全であったが、このキットにより不足パーツが補完されているが、コアに変更はなくGAスタビはついていない。
立体物
コトブキヤのV.Iシリーズ、D-スタイルシリーズにてラインナップ。 劇中で使用した装備が同梱している。
前者は、OP仕様と夜間戦闘仕様、新OP Ver.(OP仕様に夜間戦闘仕様のパーツとクラースナヤのパーツが追加されたもの)の三種類でラインナップされていて、後者は小柄ながらもアクションも取ることが可能で武装も再現されている。
2023年には同社の高価格帯完成品モデル「DECOCTION MODELS」の第一弾としてラインナップ。V.Iシリーズを拡大したような見た目だが、頭部に発光LED内蔵、合金パーツの使用、ギミックの追加等がされている。アイカラーは赤でGAスタビがないOP仕様となっている。