概要
野球の守備位置のショート(遊撃手)とレフト(左翼手)の合成語。
本来左翼を守る選手の守備が弱い(悪い)&その範囲が狭いために、主に遊撃手が左翼手の守備をカバーすることに由来。守備範囲を左翼まで広げた遊撃手に対して「ショフト」と呼ぶ。
「守備のカバー」から転じて「介護」と呼ぶ事もある。
主な一例
(※カッコ内は当時の所属球団)
- 鳥谷敬(阪神タイガース):金本知憲の守備範囲をカバー
- 坂本勇人(読売ジャイアンツ):アレックス・ラミレスやアダム・ウォーカーなど、外国出身選手の守備範囲をカバー
- 石井琢朗(横浜ベイスターズ):鈴木尚典の守備範囲をカバー。2003年は三塁手古木克明、二塁手村田修一もカバーしなければいけなかったため、守備負担が増えた。
- 小坂誠(千葉ロッテマリーンズ):遊撃手としては元々守備範囲が極めて広く、「ショフト」だけでなく「シャード」(遊撃手+三塁手)「ションター」(遊撃手+中堅手)という合成語も誕生。彼の守備範囲自体も「小坂ゾーン」と呼ばれた。