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ジキム

じきむ

ドラえもんに登場したゲストキャラクター。また、関連キャラクターのオジイについても解説。
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概要編集

CV:澁谷武尊

2008年6月27日放送の1時間スペシャル『眠る海の王国』に登場したゲストキャラクター。

島の住人からはウンナーナというガジュマルの木に登って遊ぶのが好きな精霊として伝わってきた。時々人を神隠しにするとも言われた。心の優しい人間にしか姿を見ることができず、そのため、のび太は「ウンナーナを見た」と言っても周りに信じてもらえなかった。

昔は美ら島で5万人以上の大人数で生活をしていて、あちこちの島に渡り、道具や作物の作り方を教えていた。しかし、1万2千年前に氷河期が終わり、海水量の増加で島が沈んでしまったため、皆は母星へと帰ってしまったが自身はのび太達がいた島で遊んでいて乗り遅れ、帰れなくなってしまった。


本編での活躍編集

のび太が見たという巨大な建造物を見るため、瞬間移動潜水艦で南の島に来たドラえもん達が浜辺で海水浴をしていた時のび太と出会う。夜皆が寝静まったころ、のび太の目の前に現れ、その時はのび太が驚き、声を上げてしまったので、何もせず帰ったが、翌日浜辺で砂遊びをしていたのび太と再会する。

その後、のび太を遊びに誘い、森の中でしばらく遊んだ後、宮殿まで案内する。そして、自分が約3万年前に地球へやって来た宇宙人であることをのび太に打ち明ける。

最後は、海底深く沈む宮殿を涙ながらに見届け、オジイの名を何度も叫びながら「必ず迎えにくる」と約束し、ひみつ道具宇宙救命ボートで母星へと帰っていった。


オジイ編集

CV:藤本譲

海底宮殿のコンピュータホログラムであり、触れる事は出来ず、どこへも移動できない。

海底神殿がもうすぐ海底のさらに深い所へ落ちてしまい、そうなるとジキムが二度と母星へ帰れなくなる事を心配し、「もっと楽しい遊び場がある」と称して、のび太を緊急脱出ポッドに乗せ、ジキムを母星へ帰そうとする(なお、このポッドは心の優しい人間かウンナーナ星人にしかドアを開けることができず、一度乗り込むと開かない仕組みになっている)。しかし、のび太のことを心配し、宮殿に乗り込んだドラえもん達をこのチャンスを逃すまいと、大蛸で行く手を阻んだ。

さらに、のび太とジキムをポッドに乗せることに成功するが、ジキムが停止用ボタンを押してしまったため、計画は水の泡となってしまった。

ジキムにその理由を聞くと、上記の理由からジキムから「一人にしたくなくて、今まで上記の条件に該当する人間に出会っていたにもかかわらず、母星へ帰るのを拒んでいた」と聞かされ、言葉を失ってしまう。

最後は、ドラえもん達とジキムをバリアのドームに入れて地上まで送り届け、海底深くに沈んでいった。


関連タグ編集

キジムナー:おそらくモチーフ。


のび太の海底鬼岩城のび太の人魚大海戦:同じく海底を舞台にしたエピソード。

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