概要
ドラゴンクエストVIIIの3DS版で新たに追加されたキャラクター。
暗黒神ラプソーン配下の魔神で、ラプソーン封印後も復活をもくろんで悪行を行ったため七賢者に戦いを挑まれ、深い傷を負って逃走。奈落の祭壇に石化した状態で封印されていたが、主人公(エイト)らが訪れると同時に石化が解けてしまう。
これは、七賢者たちがラプソーンとの戦いの直後で疲弊していたために施した封印が完全ではなく、そのために賢者の一人である当時のギャリングは、竜骨の迷宮に自分の子孫への遺言以外にジャハガロスに関する警告のホログラムを遺していた。
もしもドルマゲスがトロデーン城から杖を持ち出さなければ、ドラゴンクエストⅧはこいつを追うストーリーになっていたかもしれない。
外見は4足歩行の魔獣の下半身に人間の上半身が合わさったような姿。
一人称は「吾輩」で、ラプソーンに対してはかなりの忠誠心を抱いており下記のように側近の名に恥じない強さを持つが、それに反して言動からは小物っぽさが滲み出ていている。
あまり頭脳面では優秀とは言えない印象だが、知略に関しては同じ側近仲間である妖魔ゲモンが担っていたと思われる。
他作品ではドラゴンクエストモンスターズジョーカー3(及びプロフェッショナル版)、星のドラゴンクエストにも登場。星ドラのストーリーモードシーズン2では新たにトーガを纏い鹿の角を生やした容姿のエルラス、エルラスゴーストというボスが登場。更にその亜種として期間限定のギガバトルイベントではエルグラークというボスも登場している。
戦闘面
第1形態
目覚めた直後にラプソーンの復活を感知し、自らの忠誠心を示す機会を失った腹いせにその場にいた主人公らに襲い掛かる。この時点ではまだ全力を出していないためか、痛恨の一撃以外は然程驚異ではない。
- 使用技
第2形態
第1形態を撃破すると敗北を装って結界で主人公らの動きを止め倒そうとするも、駆けつけたマルチェロに結界を壊されて失敗、体中に雷のオーラをまとい再度襲いかかってくる。
本気を出しただけあり、単体に対しダメージと共に耐性を無視して麻痺を誘発する「パワーこぶし」、全員にダメージを与える「岩石落とし」などを新たに使ってくるようになった。しかも、完全二回行動でローテーションといった決まった行動パターンが無いため、毎ターン連続で麻痺誘発や全体攻撃を使ってくる事も有り得るなど、場合によっては主君であるラプソーンの第1形態以上の強さを発揮する。
- 使用技
関連タグ
ドラゴンクエストVIII、暗黒神ラプソーン、妖魔ゲモン、マルチェロ
ハドラー:ダイの大冒険の登場人物。過去にアバン先生の凍れる時間の秘法で封印されたが、不完全だったため効果が切れ復活した。立場とは裏腹に小物臭さがあったり、戦法も敗北を装って不意を突くなど類似点がある。更に皮膚の色も似ている。
マキシマム(ダイの大冒険):同じくダイの大冒険の登場人物。一人称が我輩で主に対する強い忠誠心を持つ。戦闘シーンはないが拳による一撃には強い自信を持っている。また自分では頭脳派を気取っているが本質は卑劣漢な小者。追い詰められた際には卑怯な手で逆転するも駆け付けた援軍にひっくり返されるというのも似ている。