概要
ゲーム『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場するスグリ×ハルト(男主人公)の腐向けカップリング。
(スグリが登場するのはDLC「ゼロの秘宝」の前編「碧の仮面」から)
ハルトはオレンジアカデミー / グレープアカデミーの生徒で、スグリはブルーベリー学園の生徒。
合同林間学校がキタカミの里で行われ、二人はペアを組んで課題をこなすことになる。
後編「藍の円盤」では、前編「碧の仮面」での確執を引きずって、主人公と勝負することと主人公に打ち勝つことに異常に執着するようになる。そしてその確執によって姿だけでなく性格も変わってしまったスグリ。その様はまさにヤンデレに近しいものと化す。「俺と やるまで 負けたら 許さない」といったセリフを四天王と戦う前に主人公に言い渡したり、四天王を着実に撃破していく最中に「……俺 (主人公が負けるのではないかと)心配だったんだ」とひょっこり見に来て主人公を気に掛けてきたり、四天王最終戦に勝利した後「いい加減 待ちくたびれたよ」とわざわざ主人公の前に姿を現して様子を見に来たりと、主人公にかなり執着している様子を見せてくる。
番外編後では、スグリとネモとの会話で、
スグリ「あのときは勝つことしか考えてなかった。どんなに努力しても主人公には勝てなかったよ(要約)」
ネモ「努力できるのはすごいことだよ。本当に"ポケモン"が好きなんだね(要約)」
スグリ「……そっか。俺 好きなんだ……。だから こんなにも……」
と言っているので、本当にポケモン勝負を愛している様子が覘える。
藍の円盤クリア後のリーグ部にて(ネタバレ注意)
リーグ部で交流を重ねれば他の部員同様ポケモン交換ができるのだが、よりにもよってスグリからもらえるのはなんとカジッチュである。一見リンゴが名産であるキタカミ出身のスグリらしい選出……と思われるのだが、カジッチュにはガラル地方では「好きな子に告白する時カジッチュをプレゼントすると結ばれる」という逸話がある。
(なお、同じキタカミ出身のゼイユが交換に出すのはチャデスである。)
スマホロトムを持っていないスグリがこの逸話を知っている可能性は低いのだが、リーグ部ではガラル地方出身のボタンを呼ぶことが出来る。
彼女との交流次第でカジッチュの逸話を知ることになる可能性は高い。
もちろん、こちらからポケモン交換で出すポケモンは伝説ポケモンなどの特別なポケモン以外はなんでもいいのだが、つまりハルトからカジッチュを送ることもできる。
この交換が成立した際、この二人の恋はプレイヤー次第で成就させることができる。
(ただし、状況的にスグリから告白はしていないため、成就してないと解釈することもできるが…)
余談
表記揺れは「デデ主♂」。
「デデ主♂」タグはハルトだけでなく、デフォルトであるハルトとは違う姿や名前の男主人公とスグリのカップリングにも使用されている。
(本作はキャラメイク機能が充実しており、様々な姿の主人公を作ることができる)