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スティーヴン・ホーキング

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すてぃーゔんほーきんぐ

車椅子の物理学者。若くしてALSを発症したが、進行が非常に緩やかであったため50年以上にわたって精力的に研究に取り組んでいた。

人物

フルネームはスティーヴン・ウィリアム・ホーキング

最新宇宙論で有名なイギリスの理論物理学者である。ブラックホールの研究で特に有名。

1942年1月8日生まれ。ちなみにこの日は近代科学の父・ガリレオ・ガリレイの300回目の命日にあたり、本人もたびたびトークの掴みとしてこのことを述べた上で「もっとも、私の推定ではその日にはだいたい20万人の赤ん坊が生まれているはずですが」という辛辣なジョークを飛ばしていたという。

オックスフォード大学、ケンブリッジ大学院卒。

学生時代はボート部に所属するスポーツマンであったが、21歳の頃筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し、車椅子で生活することになった。

医師からは当初余命二年と診断されたが、途中で症状の進行が急速に弱まったこともあり、76歳で他界するまで50年以上にわたって研究を続けることができた。

1980年代からは自力での呼吸が難しくなったことから、気管切開して人工呼吸器をつけており、声を出すことができなくなったため学会等でのスピーチや会話もコンピュータを利用して合成音声で行っている。また、晩年はアイトラッキングを活用した意思疎通を行なっていた。

無神論者であり、キリスト教における「神による宇宙創造」や「死後の世界」の存在については否定的な姿勢をとっている。また、タイムマシンも理論上不可能であると明言している。

その人生は、BBC制作のテレビドラマ「ホーキング」や伝記映画「博士と彼女のセオリー」でも描かれた。

2018年3月14日、英ケンブリッジの自宅で死去。76歳没。

私生活では2度の結婚歴があり、最初の妻との間に三人の子供がいる。

SFファンであり、『新スタートレック』にて本人役で出演したことがある。ほかにも『フューチュラマ』や『ザ・シンプソンズ』にも出演したことがある。

フィクションでも彼をモデルとした人物が登場しており、

ゲーム「真・女神転生」に登場する通称「車椅子の男」またの名を「STEVENスティーブン」と呼ばれるキャラクターのモチーフとなっているとされる。

モンティ・パイソンとコラボしたことがある。

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