ティノ・ヴァイナマイネン
てぃのゔぁいなまいねん
この名前は、読者からの「もしキャラクターたちに人間風の名前を付けるとしたら?」という質問に原作者が答えた名前で、あくまでも「もし」の話なので、漫画本編ではほとんど使われていない。
実在する国「フィンランド」に関する創作との棲み分けの為にこちらのタグを使うことを推奨する。
名前の元ネタは、彼の家の民族叙事詩「カレワラ(Kalevala)」の老英雄(魔術師でもある)ワイナミョイネン(Väinämöinen)からだと思われる。
ファンからの呼び名は「フィン」「ティノ」「モイモイ」「嫁」「女房」「鬼神」「スオミ」など。
外見設定
初期は明るい金髪に碧眼や銀髪碧眼だったが、途中からは髪色が白金色・淡い色の金髪、目の色は碧眼・青緑・緑・紫と複数に増えて、髪と目の色のカラーリングの組み合わせが豊富なキャラクターになっている。
期間限定で公表されていたキャラクターデザイン(原作者はサンタから連想して初期はぽっちゃりめの体型をイメージしていたが、フィンランドの国民性から来るイメージとはかなり違いがあるらしい。国民性からのイメージにより長身痩躯で筋肉質・無表情に近く、若干しかめ面・目がスイスと似ているデザインだった。さらにはスイスよりも背が高く、スウェーデンよりも華奢なデザインだった)も含めて、体型や容姿が色々変化している。
それもあってか、時々フィンランドとアイスランドの外見が似ているイラストや漫画が公開された際、フィンランドが笑顔でない場合(通常時のフィンランドは北欧メンバーの中で穏やかな笑顔でいることが多い)は2人を見間違えるファンがいるようだ。見分け方として、髪の毛先に癖が無い方がフィンランドである。
ブログで「可愛い」・「女の子に見える」と紹介されたことがある。キャラクター紹介で「少年」と紹介されたことが数回あるが、仮想年齢設定が20歳であるせいか「青年」として紹介されたりと公式側にブレがある。
一度、原作者に自国の警察官のコスプレをさせられていたが、ファンの間ではその制服は女性用だったのではないかとの疑惑を持たれている。
その他の設定
※現在は閲覧不可能な設定や初期設定を含む。
サンタとムーミン、サウナで有名な北欧のスカンディナヴィアの一国。ちなみに国土は結構平坦。
呼ばれ方は、ハンガリーからは「フィンちゃん」、ほとんどの登場キャラクターからはフィンランド(さん・君)または「フィン」である。ベラルーシや謎のキャラクターからは「鬼神」、原作者からは「スオミ」(フィンランドの正式名称がスオメン・タサヴァルタで通称がスオミなため)、作中のイベントでは「嫁」と呼ばれていたこともある。
原作の初期から登場している(原作では通常、北欧メンバーとして登場されているが、枢軸メンバーとして紹介されることもある)キャラクターなので、枢軸の3人や連合などのメインメンバーの話にも顔を出すことが多い。
不思議なセンスの持ち主で、自国の妖精は見えて会話もできる(時々本人は無自覚に他国の妖精も見えて会話している)。
サンタクロース発祥の地であり、自身もクリスマスにはトナカイの引くそりに乗って世界中を回る。
プレゼント配りの最中にそりが突然のアクシデントで壊れた時は魔法で直すという、意外とロックでパンクでメタルな不思議君。
魔法は使える(原作で紹介された人名の名字の由来が神話の魔術師である)けど、ログハウス作りやハロウィ-ンの衣装などを時間をかけて手作りする方が好きな凝り性なので、緊急時以外では使わないようにしている。
温和で素朴な性格で、頑張りやで力持ち。真面目だがたまにドジっ子で、よく側溝にはまるらしい。
静かそうに見えるがお喋りで、話し始めるとかなり長くなる。
大人しく見えるが結構勇ましい面もあり、寒さに異常に強い上に火事場の馬鹿力が半端ではない。
(恐らくは体を)突くのを10回までは許してくれるが、それ以上やると何倍にもなって返ってくるらしい。
趣味は妙な奇祭を色々開催することで、祭りで奥様を運んだり携帯を投げたりする。
甘いお菓子とお酒のコンボが大好き。サウナも大好きで、自宅にはサウナ室がある。
ちなみに、彼独特の叫び声は「おひゃあああああ!!」。
彼のよく言う「モイ」「モイモイ」は、フィンランド語でそれぞれ「こんにちは」「さようなら」という意味。
同じ枢軸メンバーである日本・イタリア・ドイツとは友人関係にあるらしい(クリスマスで人手が足りなくて困ったときにプレゼント配りを手伝ってくれた)。
ドイツの話すイタリアにまつわる苦労話に苦笑しつつ、聞き手に回る場面がある。「ドイツさんがムリゲーすぎる件」では、優等生らしく笑顔で協力してくれるありがたい国。
原作でフィンランドとハンガリーは同じフィンウゴル親戚(初期のハンガリーから見たキャラ相関図でフィンランドにフィンウゴル親戚と矢印を向けていた)の設定があり、彼女とは普段からメールで連絡を取り合うような仲らしい。
フィンランドは彼女の事を「ハンガリーさん」と呼んでいる。
エストニアとは兄弟みたいな親友みたいな間柄(キャラブックより)である。そのせいか、エストニアと話す時はタメ口。呼び方も呼び捨て。
原作者から、エストニアとの関係について羨ましい関係の2国として紹介されたことがある。
フィンウゴル(ウラル)と書かれた初期の相関図ではエストニアはフィンランドの事を「兄として慕っている・大切な親友と思っている」とあり、一度は兄さん呼びをしたが、フィンランドからは「兄弟のように大切に思っているけど、親友としての関係を尊重したい」と兄弟よりも親友としての関係を望まれた。
それに対しエストニアは少し寂しそうな表情をしていたが、その希望を受け入れた。
幻冬舎コミックス6巻の「北欧ファイブ+α」では、エストニアとハンガリーが、フィンランドと同じくフィンウゴル語に属する言語を使うからか一緒のコマに描かれている。
スウェーデンとは一緒にデンマークの家を飛び出して以来の付き合い。よく一緒にいるけど、彼の事は今でもちょっと怖い。
彼に「女房」と紹介された時は全否定した。よく一緒に過ごしているため普通に仲は良いらしい。
ネーミングセンスが独創的である。
彼は庭で拾った花たまごという白い子犬を飼っているが、この子犬は彼から危うくバイオレンスな名前を付けられそうになっていた。
北欧メンツのことは、スウェーデンは「スーさん」、デンマークはさん付け又は「ターさん」、ノルウェーは「ノル君」、アイスランドは「アイス君」(ただし共演していたドラマCDでは「アイ君」)と呼んでいる。
2010年のクリスマス企画では、ファンから「ベラルーシの笑顔が見たい」という難しいリクエストをされたが、とっさの機転を利かせて見事に奇跡の笑顔を撮った。→サンタと奇跡の笑顔コンビ
二次設定
二次創作では、たびたびシーランドから「ママ」と呼ばれているのが見受けられるが、これはシーランドとスウェーデンの関係から派生した二次設定、即ち捏造である。
(クリスマス漫画で泣いてるシーランドを肩車してあやしたり、2011年クリスマスイベントでは彼と一緒にそりに乗っていたりしていたため、仲は良いようである。原作やアニメのイラストで一緒に居る場面もある。)
また、実在の彼の家出身の凄腕の狙撃兵が元ネタなのか、彼自身が某殺し屋並みの狙撃術を持っているように描かれることもある。本家では白いコートを着て例の武器を険しい顔で構えている描写が数回描かれている。クリスマスでは例の時代について若干説明がある。
「フィンランド人は酒好き」というエスニックジョークがあるからか、二次創作で酒乱として描かれることがあるが、原作でそのような描写はされていない。
ただし、一度だけ酔ってスウェーデンに絡んでいるような描写(いつもよりも少々強気な態度に見受けられる程度だが)がされたことはあり、絡み酒をするキャラであるという疑惑がある。
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