概要
『ウマ娘プリティーダービー』に登場するトウカイテイオーとメジロマックイーンのカップリング。
アニメでは1期途中でそれぞれチームスピカに加入。1期ではスペシャルウィークとサイレンススズカを軸に物語が展開されたため、どちらもサブキャラに留まり、目立った絡みはない。
アニメ2期ではこの2人をW主人公として、史実における1991年の日本ダービーから1993年の有馬記念までをなぞる形で物語が進む。
同じチームのメンバー同士、ライバルとして切磋琢磨するが、互いに怪我に悩まされる競走生活を送る。お互いを励まし合い、支え合い、直接対決を目指してトレーニングやリハビリに励むのだが……。
また、アニメ2期EDテーマ「木漏れ日のエール」はこの2人のデュエットソング。12話では物語の展開に合わせ、歌唱パートが逆になる演出が盛りこまれた。
なお、出走レースが史実通りなのでマックイーンが1歳上のはずだが、トレセン学園においては同学年ととれる描写がある。まあこれに限らず本作では年齢設定はいろいろ曖昧なのであまり気にしない方がいいのかもしれない。
ゲームではトウカイテイオーの育成シナリオにおいて、アニメ2期5話でも描かれた天皇賞(春)のTM対決が描かれる。マックイーンの育成シナリオはその1年前をモチーフにしているため、テイオーとの対決はない。
またホーム画面ではこの2人の会話あり。「ねえ、マックイーン! 一緒に野球しない?」など、
お互いの誕生日ホーム会話もあり、かなり濃い内容になっている。
ストーリーイベント第24弾「されば君、かなし」では、「史上最高のデート」という目標を掲げ、燕尾服とドレスを身にまとい、仲睦まじく息ぴったりなダンス姿を披露した。
ちなみにテイオー→マックイーンの呼称は「マックイーン」で固定だが、マックイーン→テイオーの呼称はアニメでは「テイオー」、ゲーム(およびうまよん)では「テイオーさん」と媒体で異なる。チームメイトであるアニメと、チームスピカが存在しないそれ以外の媒体ではマックイーンの中で距離感に差があるのかもしれない。
史実
モチーフとなった2頭が辿った競走生活は、アニメ2期で描かれた通り。
同時代を駆けた名馬でありながら、直接対決は「世紀の対決」と呼ばれた1992年の天皇賞(春)一度きりであった。
ちなみに史実ではどっちも牡馬。また、系統は異なるが、大種牡馬パーソロンの直系子孫(トウカイテイオーがシンボリルドルフ系統の孫でメジロマックイーンがメジロアサマ系統の曾孫)という血統上の繋がりもある。さらにはどちらも競走馬引退後に種牡馬として社台スタリオンステーションに繋養されるのだが、なんと馬房が隣同士だったりとなにかと縁がある。