概要
『Fate/Grand Order』第二部第七章『黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン』にて登場する現地人。
個々人が区別されることはあまりないため、まとめて表記する。
カルデア一行の現地案内役をしていたテペウとまた異なる形で、物語に関わってくる。
恐竜人間(ディノス)と呼ばれる高度な知性を持った恐竜たちで、デイノニクスの姿をしている11兄弟。
デイノニクスと言えば汎人類史では高い知能を持ち凶暴であったと恐れられるが※、彼らは爽やかで友好的。
※現実においてデイノニクスの知能が高かったかどうかに関しては不明である
11人でサッカ(ディノスの球技だが、要は汎人類史のサッカー)チーム「デスローリング」を結成しており、そのサッカ愛は本物である。
かつて恐竜王御前のサッカの大会で優勝した実力者として、サッカのチームを探していた主人公とマシュ・ハベトロットにテペウから紹介される。
しかし、テペウが監督を務めていた頃はその戦術力で優勝していたが、テペウが去って戦術を失って以降は負傷者まで出てしまい(実際、11兄弟にもかかわらずバトルパートでは7人だったうえ、ネイマールじみた戦法をとる奴もいる)、弱小チームになっていた。
欠員を埋める形で主人公・マシュ・ハベトロットの加入以降、主人公の知っていた汎人類史のサッカー戦術の習得とマシュのスパルタ教育で鍛え直された。
結果として、1回戦でグレートデスクロー率いるチーム「TA・I・GA」を下し、準決勝ではU-オルガマリー&言峰監督率いるチーム「コワスギ11」を下す。
決勝は不戦勝で見事優勝した。
その後、主人公一行がストーム・ボーダーに合流した後にはストーム・ボーダー修理のために必要な人手として活躍している。
キャラクターデザイン
キャラクターデザインを担当したのは中央東口氏(テペウなどのデザインも担当)。リンク先左の画像がそれである。
余談
「デスローリング」とは、ワニなどの生物が獲物に食いついた後自ら回転することで肉を食いちぎる戦法のこと。
関連タグ
異聞帯の終わりと兄弟たち
目覚めたORTに対し、生き残ったディノス達は、ORTと戦うことを決めた。
テペウや恐竜王たちは平原でORTに特攻することを選び、命を落とした。
しかし、デイノニクス11兄弟たちにはNFFの臨時社員(要はコヤンスカヤの手下)となって密林内でORTを食い止める兵器「79式擲禍大社・ミクトランSP」の建造・操作助手をしていた者たちがいた。
そのため、ORT打倒の時点で4人が辛うじて生き延びていた。
判明している限りでは、長男・三男・七男が生存組である。
最後は、世界の終わりを認識しながらも、残った4人を2対2に分け、チチェン・イツァーでサッカをしながら、異聞帯の消滅と共に彼らも消えていった。