概要
2003年7月27日放送。
本作における3人目のライダー「仮面ライダーデルタ」が初登場した話である。
あらすじ
花形のことを園田真理には教えるなと、草加雅人/仮面ライダーカイザは乾巧/仮面ライダーファイズに釘をさす。
そんな時、草加に阿部里奈から連絡が入る。
草加「デルタのベルトが!?」
急ぐ草加だが、その様子を嗅ぎつけた真理に捕まってしまい、仕方なく同行を許す。
これに巧も加わるのだった。
一方、村上峡児/ローズオルフェノクは影山冴子/ロブスターオルフェノクを呼び出していた。
村上曰く、ラッキークローバーの新メンバーになるかもしれない者が覚醒した、という。
だが冴子はあまり良い顔をしない。
村上との関係が、思わしくないものになりつつあったからだ。
しかし、新たに覚醒したオルフェノクは、必要以上に派手に、大量に、人間を襲っていた。
少なくとも、冴子の興味を引くものであった。
一方、流星塾のメンバーには異変が起きていた。デルタギアを装着して戦った者達は、デルタギアに執着するようになり、奪い合いを始めるようになってしまっていた。
仲間割れの様相を見た草加は、流星塾と関係のない巧を追い返す。
やがて、デルタギアは新井賢から河内勇樹が奪って逃げた。
しかしその河内から、助けを求める連絡が草加に届く。
急行した草加達だが、河内は既に息絶えていた…。
カイザに変身した草加は、河内を殺したフロッグオルフェノクを追い詰めるが、その先の異様な雰囲気に足を止める。
真理から連絡を受けた巧が変身したファイズが合流した時、その目の前にフロッグオルフェノクが赤い炎を発して倒れ込んだ…。
ファイズ「あれは…!?」
カイザ「デルタだ…。デルタの攻撃を受けたオルフェノクは、赤い炎と共に消滅する…」
驚くファイズに対して、カイザは呻くように呟く。
フロッグオルフェノクを倒したデルタは、尋常ではないプレッシャーを放ちながら静かに去った。
果たして、誰がデルタになったのか……?