「黒十字軍のトサカ仮面だ!貴様たちをここから先に行かせるわけにはいかんのだ‼」
「怪しい奴め…!んっ!?ま…待てよ、もしや…もしや貴様は……!?」
CV:丸山詠二
概要
『秘密戦隊ゴレンジャー』第57話「黒い包囲網!五つの顔のペギー」に登場。
中国の山岳地帯出身の鶏の鶏冠(もしくは鶏そのもの)をモチーフとした仮面怪人。
鶏のような「クワーッカッカッカッ」という鳴き声を発し、鶏だけに口やかましくせっかちな性格をしている。
主な戦力は鳥の脚の形をしたマシンガンを発射する機能が取付けられた杖で、爪で攻撃したりすることも可能。
また自身も嘴からマシンガンを発射する能力を持ち、その精度はモモレンジャーの『モモカード』を全て撃ち落としてしまう程。
更に鶏冠には切れ味抜群の『トサカカッター』という名の鋭利な刃物が仕込まれている。
活躍
西多摩市の地盤が弱い部分に親子爆弾を仕掛けて人工的に大地震を引き起こし、その連鎖反応で東京を壊滅させる「地震爆弾計画」を担当しており、作戦実行のために西多摩市を完全に黒十字軍の占領下に納めて着々と計画を推し進めていた。
なお、自身は市長の姿で街に潜伏しており、西多摩市の至る所に監視カメラを仕掛けて住人達を監視し、夜間に無断外出をしようものなら銃殺されてしまうという恐怖支配を行っていた。
最後は『ゴレンジャーハリケーン“入れ歯”』でキック爆弾が変化した入れ歯に顔を挟まれて「わしゃ、入れ歯はもう結構じゃ……!」と言い残して爆死した。
余談
人間体を演じた田島氏は「フランケンシュタイン対地底怪獣」の村田艦長や「ウルトラQ」の関デスクを演じていた。
ゲストとして当時21歳だったコメディアンラビット関根氏(現:関根勤)が登場している。
同話でペギーの行方を問いにたびたび喫茶店に顔を見せた男(演:南雲佑介)の正体については最後まで謎のままだった。