概要
ジオン公国が開発した大気圏内用戦闘機。地上侵攻用の主力戦闘機として多数が急造された。
主に編隊を組んで飛行し、母艦となるガウ攻撃空母と連携して運用される。通常の機体色はモスグリーンだが、ガルマ・ザビは茶色に塗られた専用機に搭乗していた。
1G重力下における航空力学に疎いジオン製という事もあり、胴体からキャビンが大きく突き出た、なんとも言えない外観が特徴。
武装として6連装ミサイルランチャーと30mmバルカン砲を搭載する。
速力の大部分を高出力エンジンから生み出される大推力によって確保しおり、確認されている最高速度はマッハ5と快速。とんちきな外観からは想像しづらいが運動性にも優れ、小回りが利くためドッグファイト能力は非常に高い。
また、そのような性質から翼は半分飾りであり、これを損傷しても問題なく飛行が可能である。
反面、大推力によって機体を無理矢理かっ飛ばす構造上、航続距離は非常に短い(一説では連続飛行時間は10分)ため、母艦の近くを離れられないという欠点を持つ。
尚、ジオンの幻陽ではドップⅡと言う機体が登場している。