データ
登場作品:『ウルトラマンネオス』
パイロット版 登場
別名: | 宇宙鉱石怪獣 |
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身長: | 74メートル |
体重: | 9万3千トン |
出身地: | 宇宙 |
概要
ブラキオサウルスのように前足が長い、ザム星人(パイロット版)が使役する宇宙怪獣の一種。
体が宇宙鉱物で構成されているため高い防御力を誇り、口から吐く火炎弾や長く伸びる首を活かした頭突きなど、攻守において隙が無い一方、動きが遅いという欠点を補っている。
ザム星人(パイロット版)とタッグを組みネオスをピンチに陥れるが、セブン21が救援に駆けた影響で形勢が逆転。最後はネオスのマグニウム光線と21のアドリウム光線の同時攻撃の前に敗れ、爆死した。
劇中では激しいアクションに加えて、宇宙から塊のように飛来するシーンや、瞬きするシーンなどの細かい動作がCGを用いつつ表現されており、非常に魅力的である。
ちなみにこの怪獣、ネオス本編となるOVにも登場する筈だったのだが、ザム星人の設定が変わった事、着ぐるみを動かすのが大変だった事(資料によると体に二人、頭を操演で動かすのに一人、尻尾を操演するのに一人と四人がかりで動かしていたらしい)という大人の事情によりお蔵入りしてマイナー怪獣の仲間になってしまったという悲しい経過をもっている。
派生作品
『ウルトラマン超闘士激伝』ではエンペラ陸軍参謀の闘士ザム星人が駆る巨大陸上戦艦として登場を果たした。内部には120体ものメタルモンスが格納されている。目の部分はゴーグル状、尾はクレーンになっている。新章の単行本で作者はそれ程原典にとらわれずに描いたと明かしている。
1997年に発売されたアクションゲーム『ザ・グレイトバトルⅥ』では雑魚敵として登場していた。
そして2018年、テレビアニメSSSS.GRIDMANの第2話でザム星人共々怪獣フィギュアとして登場しており新条アカネのコレクションとして棚に飾られていた。
今のところこれが最後の登場である。何時か日の目を見る機会が訪れるのだろうか?
余談
ドレンゲランには元となった怪獣が存在する。
それはネオスの顔の原型として知られるウルトラマン-遥かなる夢幻境へ翔べ-に登場予定だったキメラクロノスという宇宙怪獣である。
この企画が中止となり、その後パイロット版の制作の際にキメラクロノスをモチーフにして、再デザインされ生み出されたとされている。
最初は三井グリーンランド(現:グリーンランド)のイベント限定の怪獣として造形物が制作された。
その後、宣伝用としてスーツが作られ、それがパイロット版に使用された。
名前の由来は三井グリーンランドの英語スペルをバラバラにして命名されたと杉本末男氏がコメントしている。