概要
家形の道具で、普段は折り畳み式で自動で組み立てる。
センサーが仕込まれており、『盗む』や『取る』と言った泥棒関係の言葉に反応すると言った人間を中に引き入れて強力な糊で人間を捕まえる。
分かりやすく言えば、ゴキブリホイホイの人間バージョンである。
この家に近づいたものは思わず入りたくなる心理状況に陥るらしく、そうでなくても無意識に吸い寄せられ中に入ってしまう。
しかしのび太のように、しずかに見せるため思いとどまることもできる。
てんとう虫コミックスのタイトルは「人食いハウス」であり、同時期に出ていたコロタン文庫の『ドラえもんひみつ道具大百科』でも、人食いハウスとして紹介されていたことがあったが、正式名称は表題通りである。
余談だが、コミックス収録時のタイトル「人食いハウス」及び 劇中でしずかがのび太に聞かせた
映画の元ネタは、1977年7月に公開されたホラーコメディ邦画「HOUSE ハウス」(監督:大林宣彦)
と思われる。小学三年生の1977年8月号に掲載されたエピソードというのもタイムリー。
内容は、そのものズバリ『家(ハウス)が人を食う』である。