概要
【破壊力 - C / スピード - D / 射程距離 - C / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - A】
壁の目にて、定助や康穂と同様の傷を負ったことにより発現した東方常秀のスタンド。
第8部のスタンドに多い細身なボディーに、ナットやネジが全身に埋め込まれているデザインで、同部に登場するスタンドの中でもかなりの人気を誇る。常秀のスタンドにしては少々カッコ良すぎな気もするが。
イラストでは紫や青系統の色で描かれることが多い。
名前の由来は恐らくアメリカのジャズピアニスト・歌手であるナット・キング・コールから。
能力
スタンドで攻撃した部分にナットやネジを出現させ、それらを外すことで対象を分解したり、違う物体同士を接続したりすることができる。第5部「黄金の風」に登場したスティッキィ・フィンガーズのパワーを低くした分、よりトリッキーにしたような印象を受ける。
作中では身を守るためにゴロツキの手をバラバラにして左右反対に取り替える、康穂や花都の服にネジを打ち込んで無理矢理脱がせる、舌を外して少し距離が離れている姉の耳を舐めるといった芸当をした。人間の場合はバラバラにしても出血や痛みなどはない様子。
さらに8部では珍しくスタンドのビジョンで直接格闘をこなすことも可能で、劇中ではとある人物にラッシュを食らわせようとしていた。
また、ジョジョ史上初の完全なるエロ目的で行使されたスタンドである。これはあの変態:メローネでさえやっていないこと。ロクな使い方をされないスタンドが可哀想である。
余談
時期的な理由で『JOJOVELLER』のスタンド図鑑には載っていないが、UJ2014年5月号の付録小冊子『JOJOVELLER mini』にデータが掲載されている。それによると、元々ネジで異物をくっつける能力は定助のスタンド案だったそうだが、実際の第8部第1話で逆になったとのこと。その後、常秀のスタンドとして復活した(『荒木飛呂彦の漫画術』の編集者との打ち合わせ用アイディアノートにも片鱗がみられる)。
関連イラスト
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- スティッキィ・フィンガーズ...能力が似ている&本体がおかっぱ