「ヒイイイイ」
「俺は小学生には強いんだよ!!」
「ちゃんとユカポンを守りたいのに....」
プロフィール
年齢 | (正確な年齢は不明) |
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身長&体重 | 不明。(痩身だが身長は普通) |
特技 | 不明。(やけに語彙の豊富な応援とか……?) |
作中での主な呼称 | 「ネズミ」「クソネズミ」「クズ」「チューちゃん」「あんなの」 |
「俺は概要を守るって決めたんだ!!」
ネズミは宮本明と山本勝次が箱根の鮫島の海賊船で出会った本名不詳の痩身の男で、その卑劣で臆病な性格からネズミとあだ名で呼ばれている。
(ユカポンからは「チューちゃん」と独特のネーミングセンスで呼ばれる。)
史上最強クラスの戦力を誇る東京編パーティーの中で狂言回し役やリアクション芸人としての役目を一手に担っているネズミだが、基本的に戦闘中は失禁したり恐怖のあまり敵を崇め始めたりすることはあっても勝っちゃんのように敵に致命的な打撃を喰らわせたりユカポンのように新しい道具を見つけてくることはあまりない。
また、回避能力こそ高い一方で戦闘能力の方はからっきしであり、吸血鬼はおろか一般人、果ては小学生に拳銃で恐喝されて主従関係を叩き込まれるなど敗北した事例に枚挙の遑がない。
作中での主な活躍
「鮫島様!!絶対帰ってくると信じてました!!(大嘘)」
死神戦
鮫島の海賊船を襲いに現れた空を飛ぶ巨大な邪鬼、死神との戦闘ではネズミは戦闘面では殆ど貢献しなかったが、明と鮫島たちが死神と戦っている時にどさくさに紛れて勝っちゃんを脅そうとした結果、逆に持っていた銃を奪われて生命の危機に晒されるなどのハプニングに見舞われた。
(ある意味勝っちゃんの成長に貢献したと言えるのか……?)
箱根編 エテ公戦〜金剛様戦
邪鬼のエテ公との戦いではロープウェーの車体から車体へと飛び移ることになるも直前で尻込みしてしまう。
錯乱したネズミが勝次を人質にするなどと血迷ったことを言い出した結果、見かねた明さんに殴り飛ばされて失神させられた。
その後、ド派手に失禁する事で逆にエテ公の鋭い嗅覚を無効化したりととんでもない方法で邪鬼の追跡を撒くことに成功した。
また、数十メートル以上にもなる巨体を誇る金剛様との戦闘では流石に戦闘のスケールのデカさから観戦に徹していたが、その際には余りの恐怖からか錯乱して金剛の方を応援し始めてしまい「神の如きお姿...跪くしかない......」などの珍台詞を連発した。
東京 池袋編〜血の楽園編
東京の地下に潜む邪鬼の妙子との戦闘を終えた明たちは、宮本明の実力の噂を聞きつけた雅様の息子達の一人姑獲鳥様と矢継ぎ早に戦い、結果として拐われた勝っちゃんを救うべく上野方面へと向かうこととなった。
姑獲鳥との想像を絶する死闘を終え、国会議事堂での蟲の王様との戦闘では明たち一行は陸上自衛隊との共闘となり、これまで殆ど戦闘面での活躍が無かったネズミも勝次たちの窮地に際してユカポンを守るために珍しく銃を取って蟲の王という強大な敵に対して立ち向かった。
す、少しずつ勇気が芽生え始めている……!?
……一方で血の楽園編では関所にて獰猛な混血種のバサバサ様に追いかけられて「一番役立たずだから」と北沢聡を餌として差し出させようとしたりといつもの屑っぷりを満遍なく発揮した。
(やっぱりネズミはこれくらいカスな方が安心できる……)
そして楽園の統治者、豹丸様との戦いでは余りの恐怖からか錯乱して豹丸様の方を応援し始め……(あれ...?謎の既視感が……)
備考
エテ公との戦闘後に亡者と化したゆり子を母親思いの勝次が絶対に見捨てようとしないことを深沢七郎の短編小説楢山節考のストーリーになぞらえて皮肉るなど、変なところで文学に造詣が深い事が判明した。
そして、その狂言回し系キャラクターとしてのポジションの近さから、無印の商店街の幼なじみの一人加藤と立ち位置が似ているとの声も。
やっぱりパーティーに最低一人はド派手に失禁する担当の人がいないとホラー漫画になりませんからね……
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最新刊の内容につき閲覧注意
ネズミ達が邪鬼から逃げていると、吸血鬼に遭遇する。その吸血鬼は小春という女性に惚れていることを話した。それを聞いてネズミが反応し、小春という生き別れの姉がいることを話した。後にユカポンが小春と出会うことになるのだが、その時にネズミの本名が池田中太郎であることが明かされた。ユカポンの「チューちゃん」というニックネームはあながち間違いでもなかったのである。