ばさっ
ばさっ
ヤバいよ 概要がこっちに向かってくるゥ!!(ドカドカドカ)
『確カニ....今日ハ食ベスギタ....』
バサバサ様は彼岸島48日後...第279話「バサバサ様」において登場した、人間の顔と巨大な猛禽類を合体させたような姿をした混血種。
ただの変異した吸血鬼や邪鬼ではなく混血種であるため、明瞭な知能が存在し、また人語を話して周りの吸血鬼達と意思疎通することもできる。
また、まさにその名の通り大きな一対の翼を持っているバサバサ様は主に空中戦を得意とするほか、障害物の多い密室でも鉤爪や強靭な顎を器用に用いて侵入者である明達を追い詰めた。
(作中での戦闘力は鮫島を圧倒するほど。)
作中デノ活躍...久々二...ウマソウダ...
登場までの経緯〜戦闘開始
『誰カイル....樽ノ中ニ....誰カ....』
難攻不落の要塞とされる血の楽園を攻略すべく、宮本明一行たちは吸血鬼に変装して血の樽を血の楽園に届けることで楽園内部に潜入する作戦を実行することとなった。
...しかし明さんが監視カメラに写っては敵の吸血鬼達に明さんの存在がバレてしまうため、止むを得ず明さんと勝っちゃんの二名は空の樽の中にその身を隠すことで吸血鬼たちの関所を通過しようとしていた。
(↑勝っちゃんも樽に入った理由は蟲の王との戦いで変異した腕が吸血鬼たちに怪しまれそうだったため)
最初こそ樽の入ったリヤカーを鮫島が死守することで何の問題もなくレインボーブリッジを通過できるように見えたものの、しかしそんな彼らの前に立ちはだかる形で、遂に橋の支配者、バサバサ様が登場してしまう。
『人間ノ血...コレハ貢物...』
バサバサ様を後に全力で逃げた鮫島達はなんとか橋の中に住む吸血鬼達を囮にすることで振り切ることに成功し、そして橋の通行手形となる鉄の札を使いユカポン達非戦闘員を関所の向こう側に逃すことに成功する。
追いかけてきたバサバサ様はその場に一人残った鮫島を物凄い勢いで攻撃しようとしたが、ここまでが鮫島の作戦だったのだ。
バサバサ様の牙が鮫島に届こうとしたその瞬間、樽内の明さんが不意を付く形で首を斬り付け、同時に隠れていた樽を破壊してその姿を現した。
(☆監視カメラの存在意義、レインボーブリッジに散る____)
バサバサ様の最期
『あの鳥の身体だ この橋の中で戦うのは息苦しかっただろう
今の方がアイツ本来の姿のはずだ』
そして狭い橋の構造物の中で戦闘が始まるも、やはり吸血鬼を遥かに凌駕した武人である宮本明の戦闘力の前にバサバサ様は徐々に不利となり、立て続けに義手での攻撃を喰らい頭部にも深傷を負ってしまった。
そこから壁を破壊し自身の最も得意とするフィールドである空へ飛び立ったバサバサ様は遥か上空から超スピードで急降下して明達を狙い、同時に橋を徐々に破壊することで彼らの攻撃の届かない上空からじわじわと明達を追い詰めていく。
...しかし、なんと明さんは耳を澄ませることで逆にバサバサ様が橋の天井を破壊し現れた一瞬のタイミングで義手を振るい、完璧なカウンターを受けて真っ二つになったバサバサ様の遺体はレインボーブリッジからお台場の海へと落下していったのだった。
バサバサ様、東京湾に墜つ_______
あったよ!バサバサ様の絵が!ワー ワー
この強烈な余談で奴の嗅覚を無効化できる 隠れるにはもってこいだ
『ソコノ...クサレハゲ...ヨクモ私ニ傷ヲ....』
『マテ...クサレ...ハゲ...』
『ドコダ...クサレハゲ...』
本編での一人称は私。
また自身が暮らす血の楽園の頭領の豹丸様のことは豹丸と呼び捨てにしている。(仲良いんですねこの二人...)
レインボーブリッジで一日に食べていい人間の数は五人までと豹丸様から命じられているらしい。
おそらく上様なりにバサバサ様の食べ過ぎに気を使ってくれているのだろう。
豹丸様の隈取りでお馴染みの歌舞伎には、古くから演目「鷺娘」など数多くの鳥が関連する演目が登場する。
もしかしたら先生ェはこれらの歌舞伎演目からインスピレーションを受けたのかもしれない。
また、その他モデル候補としてギリシア神話の故事に登場する女性の顔を持つ怪鳥ハルピュイアなどが挙げられる。
(食欲が極めて旺盛、貧しい土地に現れて食糧を奪い去る...などちょっと似た雰囲気の逸話が存在するため)