概要
ネビュラストームとは漫画「聖闘士星矢」に登場するアンドロメダ瞬の放つ掌打の一撃。
第一段階ネビュラストリームで巻き起こる気流を用い敵を拘束するも、相手の出方次第で激しく変化し嵐に変わる。
あまりの破壊力故に、戦いを好まない瞬は使用を封じていたが、聖域十二宮編終盤魚座のアフロディーテ戦にて初使用。
たった一撃で黄金聖闘士であるアフロディーテを葬り、師の仇を討った。
なら、それ以前のピンチで何で使わなかったんだ!?…というツッコミは無しでいこう。
瞬が普段よりアンドロメダチェーンによる戦法を主体とするのも、その強力な素手の拳をあえて封印。
師匠である白銀聖闘士・ケフェウス星座のダイダロス(*アニメではアルビオレ)は「瞬はチェーンに頼らずとも戦っていける。技を使う事は生涯あるまい」と、粉々に砕け散った自身の白銀聖衣の欠片の中で威力の凄まじさを垣間見た。
ポセイドン編でも牡牛座のアルデバランを軽々と退けた海将軍・海魔女(セイレーン)のソレントを戦闘不能にする。これは黄金の血で蘇ったアンドロメダチェーンが破壊された事で已むを得ず使用したものであり、セイレーンの笛の音によって威力がダウンしたせいなのかソレントは辛うじて生存している。
使用頻度
原作だと使用回数は上述のアフロディーテ戦とソレント戦の二回のみだが、TV版、劇場版、OVA、Ωなどでは回数が増えている。いずれも強敵と相対した時にのみ該当している。
TV版
- アテナ神殿にて紫龍の廬山昇龍覇や氷河のオーロラエクスキューションと共にサガへと放つが、あっさり退けられ更には跳ね返されてしまう。サガ様、強すぎる
- アスガルド編。ミーメとの戦いで使用。しかし耐え凌がれてしまう。
- 同じくアスガルド編。シドとの戦いで使用。シドの凍気をストリームで外へと払い、ネビュラを爆発させて撃破。だが虫の息とはいえシドは生きており、苦戦するバドを救うために一輝を羽交い絞めにした。
映画版
- 「真紅の少年伝説」にて、太陽の子・フォェボス・アベルの力で蘇生したアフロディーテとの戦いで使用。…が先の双魚座の戦いで見切られていたのか回避され、カウンターでブラッディローズを再び受けた。
- 「天界編」にて天闘士テセウス戦で使用。一輝の鳳翼天翔とのコンビネーションにより撃破に成功する。
OVA
- 冥王ハーデス・エリシオン編にて乙女座の黄金聖衣を纏った状態で発動させる。…しかし、タナトスには通じなかった。
- なおゲーム版だとバルゴ瞬はチェーンも装備しているが、最大の必殺技はネビュラストームが採用されている。
星矢Ω
- 二級刻闘士・スルト戦で初使用。使う前に降伏を願い出るも拒否され、やむを得ずに発動させた。
- 終盤のエウロパ戦でも使用。大ダメージを負わせる。その後タイタンがエウロパに止めを刺した。