概要
映画『それいけ!アンパンマン』30作目の『かがやけ!クルンといのちの星』に登場するキャラクターで、本作のラスボス的役割を務める。
アンパンマンが生まれるきっかけとなった「いのちの星」の故郷の異変を調査すべく、宇宙船アンパンマン号で調査に訪れたアンパンマンたちの前に突如姿を現した。
ばいきんまんの頭部を模した形状に、中央部に巨大な一つ目が覗いている。元気百倍のアンパンチまで(小さな凹み程度で)弾き返すほどの耐久性を持っている。
その正体は、バイキン城に設えられた、ばいきんまんがゴミを不法投棄するために作ったワームホール状のゴミ箱「ハイパーゴミキエール」から捨てられた、バイキンメカの残骸の集合体。
いのちの星の影響を受けているのか、自我をもっており、その結果として、最終的には生みの親であるばいきんまんにすら襲い掛かった。
アンパンマンたちを敵と認識しだだんだん、ゴロンゴロ、もぐりん飛行型、さらに劇場版に登場した、チェンジバードロボ、ジャイアントベアリングロボの5体を大破した状態から蘇らせる。復活したバイキンメカは脆いものの、バイスターの命令で何度でも再構築され、復活する。
再び、残骸の状態に戻して押しつぶし攻撃をすることもできる。この技でアンパンマンを押し潰そうとし、彼のいのちの星を抜き続けて後一歩のところまで追い込んだ。
アンパンマンたちを窮地に追い込むが、クルンの力で結集したいのちの星たちと、アンパンマンに向けてばいきんまんが檄を込めた拳によって包囲が破られたところに、アンパンマン号から投げられた新しい顔で復活したアンパンマンと最後の戦いが始まった。
アンパンマンのアンパンチを先述の耐久力でいなし、レーザー砲を四つ増やして抵抗するが、クルンによって目を回された隙に、4人のパン戦士とドキンちゃん、ホラーマンにレーザー砲を四つ星に変えられ、残りの一つも蝶々(?)結びで封じられてしまう。
最後の悪あがきとして、突進攻撃をしかけるが、バイキンUFOの協力を得て威力を向上させた光のアンパンチに貫かれて消滅した。
同時に、星に変えられた皆が元の姿に戻り、いのちの星に変異をもたらしたハイパーゴミキエールも消滅して事件は解決した。
余談
- バイスターという名前は、パンフレットで明かされている。
- ゴミの中に、四角ゴミロボ、三角ゴミロボ、シーボーズ、ヨゴスゾウの残骸があったが、復活はしなかった。(ある意味、バイキンサーカスのスターが勢揃いしている。)
関連タグ
バイスタンプ:仮面ライダーリバイスに登場するアイテム。名前は似ているが関係ない。