概要
『ポケットモンスター サン・ムーン』および『ウルトラサン・ウルトラムーン』に登場するキャラクター。
名前の由来はソラマメ属のドイツ語名「Wicke」。英名も同様。
面倒見の良い性格で、職員たちから慕われている。
クールでミステリアスな雰囲気のルザミーネに対し、こちらはおおらかで優しげな印象を与える。
公式イラストの時点で女性らしく大変むっちりした体型であり、pixivでも特に胸を強調したイラストが多い。
黒さが見え隠れする財団職員の中でも真っ当な善人。
代表のルザミーネの子供であるリーリエとグラジオとは長い付き合いで、丁度ルザミーネ一家の世話係のようなポジションで、特にリーリエからはよく慕われている。
エンディング後に読めるようになるリーリエの日記によると、リーリエがコスモッグを連れて逃亡を決意した際、ビッケに相談し空間研究者であるバーネット博士を頼るよう薦められたことが書かれている。
彼女自身はトレーナーではないので、ルザミーネの暴走に心を痛めながらも止めることができなかったが、物語終盤リーリエが連れ戻されると、乗り込んできた主人公やグラジオたちに協力してくれる。
殿堂入り後は代表代理となったグラジオと共に、失墜してしまった財団の信用回復に勤めている。
ウルトラビーストのイベントでは再び主人公に協力し、対ウルトラビースト用の「ウルトラボール」を提供し、ウルトラビーストに関連する情報を教えてくれる。
この通り彼女は裏表のない善人で財団幹部の良心とも言えるのだが、いい人すぎるゆえに逆に胡散臭いとか、実は彼女が黒幕なのではと疑心暗鬼になってしまう人もいたようだ。
前作でクリア後にあまりにも衝撃的な事実が発覚した例もあるためだと思われる。
ウルトラサン・ウルトラムーン
ポケモンUSUMでも立ち位置は変わらない。
殿堂入り後、カントー地方へ旅立ったグラジオからタイプ:ヌルを預かっておりポニ島で受け取れるのだが、このイベントは強制イベントとなっているため、厳選したい場合はあらかじめセーブをとっておいたほうがいいだろう。
ボックスを全て埋めると受け取りを後に回すことができるが、それには30×32ボックス=960匹が必要になる。よほどの廃人でない限りボックスをすべて埋めるのは難しいだろう。
「エピソードRR」ではレインボーロケット団に立ち向かう主人公らをバックアップしてくれる。事件を無事に解決するとお礼としてレインボーロケット団が残していったでかいきんのたまを55個(売値で110万円)くれる。
アニメのビッケ
「サン&ムーン」44話より登場。
ポケモンの保護活動を担当している。かなりおっとりした性格。声はマオのアマージョやデントのヤナップなどと同じ人のため、大人っぽさはあまり感じさせずかわいらしい感じになっている。
キテルグマの子供のヌイコグマをエーテルパラダイスで保護しており、親子が再会した後に返礼としてハニーミツが盛られた蓮の葉を貰った。
116話ではルザミーネ、モーン、ザオボーと共に撮った昔の写真が登場。
一般職員と同じ制服を着用し、現在より髪が少し長い。当時はモーンのウルトラホール研究チームの一員として研究に携わっていた模様。
関連イラスト
公式イラストの時点で大変むっちりした体型であり、pixivでも特に胸を強調したイラストが多い。