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概要編集

フルネームはウィリアム・バットソン。

本来の姿はまだ子供であるが、「SHAZAM(シャザム)!」と叫ぶ事で屈強な成人男性の姿となる変身ヒーロー

口癖は「HOLY MOLEY(ホーリー・モリー)」。下記余談も参照。


変身することでスーパーマンにも匹敵する絶大なパワーを得られるが、精神は子供のまま。この事が彼の強い個性にもなっている。

映画のキャッチコピーでは「見た目はオトナ、中身はコドモ」と称されており、

中国語版キャッチコピーは「超萌正太秒变超级英雄(超萌える可愛いショタが一瞬でスーパーヒーローに変身)」。


父親の名前はC.Cバットソン、母親の名前はマリリン・バットソン。


実写映画編集

キャプテン・マーベルの冒険(1941年)編集

演:ルイス・ウィルソン(変身後)、ジュニア・コーラン(変身前)


DC Extended Universe編集

演:ザッカリー・リーヴァイ(変身後)、アッシャー・エンジェル(変身前)

日本語吹き替え(ザ・シネマ版):草尾毅(変身後)、林勇(変身前)

日本語吹き替え(劇場公開版):菅田将暉(変身後)、緒方恵美(変身前)

DC作品を実写映画化したシリーズでは、ライバルであるMARVELコミックのヒーローの実写映画『マイティ・ソー』にも出演したザッカリー・リーヴァイが変身後のシャザムを演じる。

日本語吹き替えは、『仮面ライダーW』で主人公の一人を演じた菅田将暉と、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズを始め、多くの少年役を演じた緒方恵美が担当した。

2021年11月7日初公開のザ・シネマ版では、ドラマ「CHUCK」でザッカリー・リーヴァイ演じるチャックの吹き替えを担当した草尾毅と、吹き替えで多くの少年役を演じた実績を持つ林勇が担当している。


原作と異なり、シングルマザーの母親と幼い頃に生き別れ、里親に受け入れられては自ら里親のもとを飛び出して母親探しをするという行為を繰り返している。

今も母親が自分を探していることを信じており、里親には心を開かないという意地を張っている。

だが、シャザムの力を手に入れたことで全てが変わった。


シャザム!(2019)編集

孤児のグループホームを営むバスケス夫婦に預けられ、いつもどおり振る舞おうとするが、そこにいる似た境遇の孤児たちにより、思うように行動できない。

そんな折、先代シャザムから力を与えられ、戸惑っていたところ、孤児の一人であるヒーローオタクのフレディ・フリーマンの協力で、シャザムの力を楽しむようになる。

シャザムの力の使い方を巡ってフレディと喧嘩もしたが、ヴィランのDr.シヴァナとの戦い、そしてついに出会えた母親の真意(事故で離ればなれになったのではなく、子育てに疲れ、意図的にビリーを置き去りにした)を知ったことで、今この瞬間にビリーを想ってくれているフレディたちを守ることに考えを変えた。


シャザム!~神々の怒り~編集


関連イラスト編集

多元宇宙的ビリー・バットソン75th Anniversary of SHAZAM!

フラッシュポイントシャザム


関連動画編集


関連タグ編集

シャザム シャザム! キャプテン・マーベル


余談編集

口癖の「HOLY MOLEY(ホーリー・モリー)」。

実はMOLEYはミススペルで、正しくはMOLYである。これは脚本を担当したビル・パーカーがミスしたもの。

ちなみにこのモーリーとは、ホメロスの『オデュッセイア』に登場した薬草の名前である。

魔女キルケーの魔法に対抗すべく、ヘルメスがオデュッセウスに授けたもの。具体的にどういうものかは不明だが、一説によるとニラかニンニク、或いは毒草マレイン(Mullein)と言われている。

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