概要
初代から登場している敵。
シリーズによって異なるが、いずれも飛び回りながら攻撃を行う事を主力としている。
ただし『トワイライトプリンセス」や『スカイウォードソード』では、クローショットで移動する際の運び屋のような役割を担い、攻撃はしてこない。
種類
ゼルダの伝説
フィールドマップに出現する花。飛び回っている間は攻撃できないが、地上に降りた所を攻撃すれば倒せる。
時のオカリナ/ムジュラの仮面
パイナップルに似た形をしており、時のオカリナではハイラル平原、ムジュラの仮面ではタルミナ平原の地下に登場する。
オスとメスが存在し、攻撃方法も異なる。
オスはリンクが近づくとプロペラ状の葉っぱを武器に突進し、メスは頭(?)から幼生ピーハットを飛ばして攻撃してくる。
下の根っこが弱点なので、Z注目しながら弓矢で倒すのがお薦め。
コキリの森でサリアと別れ、広大なハイラル平原へ飛び出した右も左もわからないプレイヤー。
その目の前で突如正体不明の巨大な物体が空に飛び上がり、葉っぱのブレードを回転させながら切り刻むように迫ってくる光景は誰がどう見ても恐怖の殺人パイナップル。
昼はピーハットに追い回されて、逃げる間に夜となり今度は延々とスタルベビーの襲撃を受ける。
時のオカリナ初心者にありがちな平原のトラウマである。
戦って得をすることもないので、馴れたプレイヤーでも見掛けたらできれば避けたい敵と言える。
『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』の「フィールドスマッシュ」にもこのデザインのものが登場する。
風のタクト
リンクの頭身と同等に、サイズが大幅縮んだ。
禁断の森を始めとする草木関係のダンジョンによく出現する。
デクの葉で風を当てると花びらが逆立ちし、本体が露出して攻撃を加えられる。
また、ブーメランかフックショットを使用すれば本体と花びらを一瞬で切り離せるので、手っ取り早く倒す事が出来る。
派生種で海上のみに出現するシーハットという敵も存在するが、攻略法はピーハットと変わらない。
ふしぎのぼうし
風のツボなどで吸い込んだりすると頭の花が取れて気絶する。
バクダンを投下するボムハットという亜種も存在する。
知恵のかりもの
約20年ぶりに敵キャラとして再登場。戦闘スタイルは時のオカリナ版に近い。
回転攻撃が厄介だが、植物なので火に弱い。カリモノのコストは3と序盤では高めだが、攻撃範囲の広さもあってか中々に強い戦力になる。
また、お笑いコンビのよゐこがYouTube公式動画で先行プレイした際、相方の濱口優の趣味にあたる草刈りを、ピーハットで爽快に行えた事がお気に召した模様であり、彼の『カリモノBEST3』で2位に選ばれている。