プロフィール
生年月日 | 2003年2月26日 |
---|---|
欧字表記 | Folklore |
性別 | 牝 |
毛色 | 鹿毛 |
父 | Tiznow(USA) |
母 | Contrive(USA) |
母の父 | Storm cat(USA) |
生産者 | Robert Lewis & Beverly Lewis(USA) |
馬主 | Lewis, Robert B. and Beverly J. |
管理調教師 | W.Lukas(USA) |
父Tiznowは史上唯一のBCクラシック連覇などを達成し殿堂入りしている。
母Contriveは不出走で繁殖入り。
本馬はTiznowの初年度産駒にあたる。
経歴
2歳時(2005年)
5月18日、ベルモントパーク5Fの未勝利戦でデビュー。初戦は2着に敗れたが、2戦目同条件の未勝利戦で勝ち上がる。
続いてのアストリアS(L)は2着に敗れたもののグレードレース初挑戦となるアディロンダックS(GII)でティズナウの産駒として初の重賞勝利を飾る。
その後、スピナウェイS(GII)2着を挟んでGI初挑戦のメイトロンSへ。道中は好位から進め4コーナーで先頭に立つと後続を全く寄せ付けず14馬身差を付けてゴール板を駆け抜けた。
更にBCジュヴェナイルフィリーズへ。ここでも危なげなく勝利し、ティズナウの産駒としても、鞍上E.プラードにも初のBCタイトルを齎した。
年末のエクリプス賞では260票中257票の支持を得て最優秀2歳牝馬に選出された。
3歳時(2006年)
初戦のサンタイネスS(GII)を3着に敗れる。
その後、骨折が発覚し引退。繁殖牝馬となった。
繁殖牝馬時代
産駒の成績としては、初仔のImmaculateが2勝した程度で、未勝利の産駒も多く目立った成績は挙げていない。
しかし、日本に輸入された2番仔ロードクロサイトから無敗の三冠馬コントレイルが産まれている。
また、ロードクロサイトは繁殖牝馬として勝ち上がり率なども良く、活躍を期待してか近年ではチェロキーメイドン、フォークレジェンドなどフォークロアの産駒が輸入されるケースもある。
また、競走馬としても直仔のミスティックロアや2022年・2023年産駒、世代のモズグランダムが輸入されている。
産駒成績
生年 | 馬名 | 父 | 性別 | 主な勝鞍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2009 | Immaculate | Distorted Humor | 牡 | 条件戦 | |
2010 | ロードクロサイト | Unbridled's Song | 牝 | なし | 無敗三冠馬コントレイルの母/日本調教馬 |
2012 | Miss Moon | Malibu Moon | 牝 | なし | 産駒モズグランダム、ミチャチスインテンタが日本に輸入 |
2013 | Panthesilea | Bernardini | 牝 | なし | |
2014 | Princess Julia | Distorted Humor | 牝 | なし | |
2016 | フォークレジェンド | Tapizar | 牝 | 未勝利戦 | 日本に輸入 |
2017 | チェロキーメイドン | Distorted Humor | 牝 | 未勝利戦 | 日本に輸入 |
2018 | Cross The Ocean | Frosted | 牡 | 未勝利戦 | |
2020 | ミスティックロア | Arrogate | 牡 | 桃山S(4歳以上3勝クラス) | 日本調教馬 |
2022 | 未命名 | Plactical Joke | 牝 | 日本に輸入 | |
2023 | 未命名 | Yaupon | 牝 | 日本に輸入 |
余談
本馬の名前は日本のマスメディアでは稀に「フォルクローレ」と表記される場合があるが、この表記の方法ではJRAで6勝し母としてもステイヤーズS3連覇などをしたアルバートを送り出した別の馬と混同されかねないことと、フォークロア自身がアメリカの馬であるため、アメリカ英語式に「フォークロア」と表記するのが好ましい。