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ブレイブブロッサムズ

ぶれいぶぶろっさむず

ラグビー日本代表チームの(主に海外での)愛称。ニュージーランド代表「オールブラックス」、オーストラリア代表「ワラビーズ」などと同じ呼称である。
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「桜の勇士」の由来

2003年ラグビーW杯オーストラリア大会で、初戦のスコットランド戦において後半9分に4点差まで詰め寄る健闘を見せ、地元ファンから賞賛をもってこの名前を与えられた。ジャージの左胸に描かれた3輪の桜のエンブレムにちなんだものである。

「え?そんなんで?」と思われる方も多いかもしれない。しかしながら、ラグビーはこれでもかというくらい実力差が露骨に現れるスポーツである。世界4位が3位に勝っても番狂わせ、W杯での試合がいわゆる「公開処刑」となるケースも決して珍しくない。また、「7点差以内の負け」に対し勝ち点1が与えられるというルールがあるくらい惜敗が評価される。2015年W杯開催時の日本代表の通算成績は1勝21敗2分。惜しい試合は幾つかあるものの、ほとんどお客さん扱いだったのである。

史上最大の番狂わせ

2015年W杯予選リーグ初戦、南アフリカ(スプリングボクス)戦。キッカー・五郎丸歩のペナルティゴールで先制した日本代表は、南アの力の猛攻に対し巧みなパス回しとスピード、丁寧なペナルティゴールの積み重ねで食い下がる。15人中13人が参加してのドライビングモールトライも見せ、残り5分で29対32(繰り返すが、世界ランキング3位の南アに対してこのスコアは大健闘なんてものではない。)相手のハイパントをキャッチした日本はここから怒涛の攻撃を見せる。倒されてもラックからボールを繋ぎ、相手のシンビン(反則の繰り返しに対する10分間の退場)を誘い、13人参加の神風モールで押し込む押し込む!トライは認められず、相手陣地5mラインからのスクラムで南アが反則。
ここでの選択肢は3つ。ラインアウトかスクラムか(どちらも逆転が見込めるがワンミスで試合終了)それともペナルティゴールか(ほぼ確実だが同点止まり)。日本主将・リーチの選択は……スクラム!敗戦のリスクを飲み込んであくまでも勝利を目指す日本に観客席は沸騰。
2度の仕切り直しの後、日本は左のデッドスペースに圧力を掛けてからボールを右に、そして再び左に展開、最後はヘスケスが左隅に逆転のトライ!!
続くコンバージョンキックを五郎丸が外した瞬間※ノーサイド。ここに史上最大のジャイアントキリング、成る!!
※ここで2点追加しても勝ち点の分配は変わらないため。いわゆる「紳士協定」。

世界の反応 ネットの反応

この結果を受け、各国のメディアは一様に「ラグビーW杯史上最大の衝撃」と報道。一方、ネットでは「どのくらい凄いことなのか教えてくれ」という質問が飛び交い、「県大会ベスト4クラスの高校野球チームがソフトバンクに勝つくらい」「幕下が横綱に勝つくらい」「ヤムチャベジータに勝つくらい」「ジェガンアクシズを墜とすレベル」と様々な答えが。どの答えが適切なのか、高校の体育でラグビーやった程度の記事作成者にはわかりませんです、はい。

ともあれ2015年、ようやく日本代表はその愛称にふさわしい活躍が出来たと言っていいだろう。一方で、3勝1敗の好成績ながらも勝ち点でリーグ2位・アイルランドを上回ることは出来ず、悲願の決勝トーナメント進出はまたも次回に持ち越しとなった。道程はまだ、遠い。

それでも、世界のラグビーファンが認め付けてくれた名前に、感謝しつつ胸を張ろう。
ラグビー日本代表チーム、その名はブレイブブロッサムズ!!

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