概要
『仮面ライダードライブ』のブレンが使う独特な物の言い方で、人や物事を評する際、
「○○で、××で、△△な」
と、三つの形容語を並べるものである。
本編の用例だと、
本願寺純:とても不可解で不可思議で理解不能な男
泊進ノ介:とても不実直で不誠実で不熱心な男
といった具合である。
豊かな語彙と表現力が無ければ使いこなせない構文であり、彼の知性派としての一端が窺える。
この構文が定着していたからこそ、第44話で自らを犠牲に蛮野天十郎の野望を妨害し、愛するハートに尽くして息を引き取ろうとする際、
「やはり私は、優秀で、誠実で……優秀で、誠実で……」と、三つ目を言わぬまま事切れたことが強烈な印象を残したのだった。
彼を看取ったハートも息絶えて消滅していく彼に向け「三つ目言えよ……!」と悲しみの声を投げた。
関連項目
ストリウス:『仮面ライダーセイバー』第40話で引導を渡したマスターロゴスを「神になり損ねた男の最期は、実に滑稽で、みじめで、美しかったですよ」とこの構文で評した。
園田海未:「劇場版ラブライブ!」で高坂穂乃果を「あなたのその雑で大雑把でお気楽な性格」と咎めた際に反応したラブライバー兼ライダーファンはかなりいた模様。