概要
正式名称は『Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士として暮らしてます』。
タグとして利用できる30字をオーバーするため、公式略称『ベヒーモス』を記事名としている。なお公式では「ベヒ猫」と略されている。
2017年8月19日から、銀翼のぞみによって「小説家になろう」にて連載されている(2021年現在は更新されていないが、作者によると、2023年の秋には再開予定とのこと)。
ジャンルはハイファンタジー。
2018年にマイクロマガジン社・GCノベルズより書籍化された(挿絵は夜ノみつき、トップ画像)。
同年には、ヤングアニマル嵐でのコミカライズの連載(作画:東雲太郎)もスタートしたが、同年7月に同誌が休刊したため、ヤングアニマルに移籍。
ゼロジーとセイバーワークスの手によってテレビアニメ化されている。2025年冬アニメとして、TOKYOMX、サンテレビ、AT-Xに加えてBS11、ついでにテレビ朝日系列局のごく一部にて放送されている。
なお、AT-X放送分では、地上波では表現されている湯煙表現を省略してしまっている。そのため15歳以下の視聴は出来ない。
あらすじ
エルフの少女、『アリア』は冒険者だ。その顔は誰もが見惚れてしまうほど愛らしく、胸はこれでもかというほどに実っている。そんなアリアの胸に抱かれる小さな獣が一匹……名は“タマ”。一見するとただの子猫だ。だがアリアと周りは気づいていない。タマが元人間の転生者であること。そして、その正体が猫などではなく最強クラスのモンスター、“ベヒーモス”の幼体であることに−−−−−−
登場人物
主要人物
主人公。『ベヒーモス』の幼体へと転生した騎士。元々非常に豊富なマナを保有する上に、固有スキル「スキル喰奪」によって、捕食したモンスターのスキルを吸収し自分の物にできる能力を持つ。しかし、見た目は完全に茶トラ模様の子猫にしか見えない。ダンジョン内でアースドラゴンに致命傷を負わされたところをアリアに拾われ、以降は彼女を守る騎士としてダンジョンの探索等に同行する。
『エルフ』の女性で、職業は冒険者。
巨乳かつ美形で、その容姿からパーティーを組む名目で男性冒険者に言い寄られることが多い。
そのせいで男を苦手としており、タマと出会うまではソロで活動をしていた。
ある願望を秘めており、タマが成長するのを楽しみとしている変態でもある。
『虎耳族』と呼ばれる獣人の娘で、鍛冶屋と冒険者を兼ねている。
後にアリアとパーティーを組むことに。
『ドラゴニュート』の少女。タマに倒されたアースドラゴンが転生した姿。
協力者
- アーナルド・ホズィルズネッガー (CV:檜山修之)
冒険者ギルドの受付嬢で、元冒険者。
氷雪系の魔法を得意としており、『雪の女王アナ』の二つ名を持つ。
スキンヘッドに筋骨隆々で際どいボンデージにオネエ口調の男性という衝撃的な姿が特徴。
一方で、冒険者へのクエストの斡旋に報酬の支払い、入手したアイテムの鑑定など(外見や性別はともかくとして)ギルド受付嬢としての能力は確かであり、面倒見の良さから冒険者たちからも慕われている有能なオネエ。
アリアに対してもソロで活動する彼女を気にかけており、何かと世話を焼きつつ見守っている。
敵対者
冒険者をしている貴族の長男。
絵に描いたようなゲス男であり、アリアを狙っている。