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ペラ魔人

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くろいはこのなかのひと

『ペーパーマリオRPG』に登場するキャラ。名称は本編中では登場しておらず、Nintendo DREAM発行の公式攻略本に記載されたもの。

ブワハハハ!バ~カ~め~!!

概要

ペーパーマリオRPG』に登場するキャラで、普段は黒い箱の中に閉じ込められている。彼らは「呪い」と称してマリオに様々な形態を与える役割を持つ。

いずれも呪いを掛ける時の一人称は「オレさま」ではあるが、4度目の邂逅ではマリオに諦観視されており、ペラ魔人も呆れたような態度で接しているため、演技として傍若無人のような振る舞いをしていたと思われる。実際、マリオの仲間たちは「実は良い人なのでは?」と思われており、4人目のペラ魔人も呪いを掛けるにあたって「…て、大丈夫?痛くなかった??」と心配している様子も見られる。

実際、彼ら4人はカゲの女王の影響で呪いを掛けられた、1000年前に活躍していた伝説の勇者の成れの果てであった事が吟遊詩人テイルワースの口から語られた。

呪い

ヒコーキモード

ゴロツキタウン地下で登場。一人称は「ワシ」で、老人のような口調をしているのが特徴。

ペーパーモード

ドラドラ平原のゴンババ城で登場。一人称は「オレ」で、マリオが以前呪いを掛けられた経験から彼に疑いの目を掛けられた事もあった。

ロールモード

ウスグラ村の店「ショップ USUGURA」の倉庫内で登場。一人称は「わたし」で、唯一女性口調で話す。後述するが、正体はカゲの女王の元手下であったテレサ。

ボートモード

トロピコアイランドの海賊の洞窟で登場。一人称は「オレ」であり、前述の通りマリオにこの先の展開を読まれ、ペラ魔人は呆れていた。正体は冒険者ノコノコ。

伝説の勇者

ゴロツキタウン東部にいるテイルワースによれば、1000年前にはカゲの女王ら魔物に立ち向かった伝説の勇者が存在しており、実際に魔物の討伐に成功したが、その際に一瞬の隙を付かれ「スターストーンを手放すと黒い箱に囚われる」という呪いを掛けられた。その後はスターストーンを隠す為に各地を巡り、それぞれの場所で最期を迎える事となった。

怪力キノピオ

ドラドラ平原に住んでいたキノピオで、力が自慢だが言葉が上手ではなく(片言なのか単に言葉選びが下手なのかは不明)皆に笑い者にされていた。ただし、魔物が襲ってきた際にはその怪力を活かして住民たちを守り、それまでとは真逆に英雄視されるようになった。

魔物の討伐後はスターストーンを持ったまま放浪の旅に出かけていたが出先で倒れてしまう。そこでたまたま神官(ピカリー神殿の神官・ポワンの先祖、あるいは先代の神官?)が通りかかりその人に助けられ、その後キノピオは神官に事情を伝えスターストーン(ガーネットスター)を隠すよう頼んだという。

ちなみに、彼が黒い箱に囚われた場所は明かされておらず、彼が口下手である設定からゴロツキタウン・ゴンババ城のどちらかに囚われていたかどうか判断もしづらい。

知識人クリボー

ふしぎの森に住んでいたクリボーで、博識故に皆に尊敬されていた。その頭の良さを活かして魔物を撃退しており、魔物たちを完全に消し去る方法を考案するようになった。4人が揃ってカゲの女王と敵対した際には、彼女の持っていたスターストーンを用いて封印する事を思いつき、完遂には至らなかったものの討伐に大きく貢献した経緯を持っている。その後、プニ族達が安心して住めるよう、ふしぎの森の大樹を改装し、プニ族達はそのお礼として彼の持っていたスターストーンの一つ(エメラルドスター)を守るように約束した。

彼もキノピオと同様黒い箱に囚われた場所が明かされていない。

冒険者ノコノコ

世界を一人で冒険していたノコノコは、世界が闇に覆われた時に魔物を討伐すべく、たった一人で果敢に立ち向かっていった。その勇敢さは魔物たちを戦慄させ、後述するテレサを改心させるきっかけとなった。討伐後はスターストーンの隠し場所を求め今のトロピコアイランドに向かったが、長旅の疲労から現役時代のコルテスに捕まりスターストーン(サファイアスター)を奪われ、そのまま黒い箱に囚われてしまった(ただしコルテス本人はスターストーンの事を知らずただの宝石と思い込み、後になって興味すら持っていなかった事が明かされた)。

元魔物テレサ

前述したテレサは元々カゲの女王の手下であったが、ノコノコの勇敢さに感化され自ら魔物達を裏切り、罠に嵌ったノコノコを助ける事となった。彼女は強力な魔力を持ち、ノコノコにドラドラ平原のキノピオやふしぎの森のクリボーと合流するよう助言し、離れた場所にいた二人をテレサは魔法によって呼び寄せ、伝説の勇者4人が揃うきっかけを作った。討伐後は今のオドロン寺院にスターストーン(ルビースター)を隠し、ウスグラ村の中で黒い箱に囚われたという。

ちなみに、テイルワースの語り口では一人称が「わたし」でありウスグラ村の黒い箱も上記のような女性口調であった為、4人の勇者の中で(ビビアンのような事情が無ければ)紅一点であった可能性が高い。

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