概要
『ポケットモンスター金銀』の開発中に消えた没ポケモン。
みずとほのおの複合タイプという珍しいポケモンとして構想されていたが、没になったことでこの複合はその後長らく登場しなかった。
名前の由来は「ボム+アシカ」と思われ、火を噴く球体を鼻先に乗せていた。
アシカ部分の姿は現実のそれとあまり変わらないが、ほのおタイプ要素が強かったのか、体色はオレンジと黒とされていた。アシカモチーフのポケモンもまた、その後長らく登場しなかった。
基礎データ
ずかん | 没 |
---|---|
英語名 | Bomseaker(非公式) |
ぶんるい | - |
タイプ | みず / ほのお |
たかさ | - |
おもさ | - |
備考
ほのお・みずという並び順ではあるが、第6世代(XY)で両タイプを複合したボルケニオンが登場している。ゲームへの実装は2015年で、ボムシカーが発見された「Nintendoスペースワールド'97 ベータ版」から実に18年後のこととなる。
その翌年に発売された第7世代(SM)には、みずタイプの御三家としてアシカモチーフのアシマリ系統が登場する。「セイレーン」をもう一つのモチーフとしているようで、歌を得意とし、進化するとフェアリータイプが付いて下半身が魚のようになってゆく。
第5世代(BW)御三家であるダイケンキのモチーフにもアシカが含まれているとする説もあるが、その時点でも13年が経過している。