概要
2021年8月18日、ポケモンレジェンズアルセウスの続報が公開、同時期に漫画ゴールデンカムイの最終章突入を記念した無料公開が重なった結果誕生した…というより誕生"してしまった"悪魔合体な造語である。
主にTwitterで呟かれトレンド入りまでしてしまった。なお、Twitterを辿ると2018年7月に一言だけこの造語を呟いたツイートが存在している。
意味はお察しください。
なんでこんなことになったか
舞台の一致、レジェンズアルセウスの舞台ヒスイ地方は北海道をモチーフにした地方であり金カムと同じである事。
レジェンズ登場人物にアイヌモチーフの人物が居りここも一致。
また
- 作中で語られる神話の中に、「ポケモンを食べた後、骨をきれいに洗って海に返せば、また肉をまとって帰ってくる」というアイヌのイオマンテを連想させるもの。
- 「ポケモンは人間の姿で暮らすこともある」という、ユカラの「カムイはカムイの世界では人間の姿で暮らし、肉と皮という土産を身に着けてアイヌモシリに降りてくる」と共通しているもの。
があり、全体的にアイヌ文化をモチーフとしていることがうかがえる。
そしてシンオウ神話には人とポケモンが結婚していたというテキストが存在していたことにより、金カム屈指の変態姉畑支遁を繋げる人達が現れてしまった。
それにより酷い言語の悪魔合体が起きてしまったというのがこの造語誕生の流れである。
ネット上では、この流れから「ポケモンだいすきクラブのアネハタ」や「ミジュマル鍋を食べて相撲を取るポケモントレーナー」などという変な解釈も起きている。
ポケモンだいすきってそういう意味じゃねえから!!
ちなみに、アイヌのユカラでも、ポケモンのシンオウ神話でも、ポケモン/カムイと人間が結婚するのは、カムイやポケモンが人間の姿になっているときである。
決して、姉畑のようにポケモンやカムイが動物/ポケモンの姿をしているときに、犯して殺すわけではない。
ネタにしている人も多い反面「アイツやアイツでそういうことしたことあるから笑えない」や「俺って姉畑予備軍なのかもしれない」という声も少なからず存在するものの、自虐ネタとして使うにしても、リアルな場での使用は控えたほうが良いだろう。
アイヌ語的に見て
元々、この言葉の元になった「ウコチャヌプコロ」は、複数の単語を組み合わせた熟語であり、単語ごとの意味は、
- ウコ:互いに
- チャヌㇷ゚:知る、覚える
- コㇿ:~している、~しながら
そのまま訳すと「お互いを知り合う」となる。
この場合の「知る」は「性交する」の意で他の文化、例えば聖書にもある用例である。
そして、この「ポケチャヌプコロ」では、「お互いを知り合う」の「お互い」に当たる「ウコ」がポケモンを略した「ポケ」になっているため、少々無理はあるが「ポケモンを知る」という意味になり、言葉としてある程度成立してしまう。
なお、このウコチャヌプコロは、動物の交尾を主に指すものである。人間同士のものは「オチウ」や「ウコパウチコロ」などを使うのが一般的。
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