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概要編集

韓国映画界が生んだ世界的フィルムメーカーの一人で、国内外で高い評価を受ける。

容赦ない暴力描写、オフビートなコメディ、社会風刺、娯楽性、予想を裏切る結末など、その作風はジャンルミックス的といわれる。

日本とのかかわりとしては、『ほえる犬は噛まない』で『フランダースの犬』のアニメ主題歌の引用をして見せ、『殺人の追憶』で音楽に岩代太郎を起用し、日本に関するオムニバス短編集『TOKYO!』『3.11 A Sense of Home Films』に参加するなどしている。


経歴編集

1969年9月14日生まれ、韓国大邱(テグ)出身。

1995年、インディペンデント短編映画の『支離滅裂』が高い評価を得る。

2000年、『ほえる犬は噛まない』で長編監督デビュー。

2003年の『殺人の追憶』、続く2006年の『グエムル-漢江の怪物-』が韓国で記録的なヒット。

2013年、フランスバンドデシネを原作とした『スノーピアサー』でハリウッド入り。

2019年、『パラサイト 半地下の家族』を発表。第72回カンヌ国際映画祭にて、韓国映画としては初となるパルムドール(最高賞)を受賞。翌年には非英語映画として初となる第92回アカデミー賞作品賞含め4部門を受賞した。


作品編集

長編編集

『ほえる犬は噛まない』2000年

殺人の追憶』2003年

グエムル-漢江の怪物-』2006年

『母なる証明』2009年

スノーピアサー』2013年

『オクジャ/okja』2017年 - Netflix配信映画

パラサイト 半地下の家族』2019年

『ミッキー17』2025年


オムニバス短編編集

『20のアイデンティティ/異共』「Sink and Rise」2004年

『三人三色』「インフルエンザ」2004年

『TOKYO!』「シェイキング東京」2008年

『3.11 A Sense of Home Films』「Iki」2011年


その他編集

『海にかかる霧』2014年 - 脚本・製作


関連タグ編集

映画監督

韓国映画

ソン・ガンホ


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