マジョスローン
まじょすろーん
頭に民族風の模様の入ったバンドを着け眼鏡をかけた、全身に黒いローブを身に纏った壮齢の魔女。髪色は黒よりの濃いブルー。
また、とてもおっとりしており、どれみたちが魔女の戻ることを反対しているとは思えないほど物腰柔らかな老婆である。
若い頃は冒険家として活躍しており、長く辛い旅路の果てに後述する伝説の都『エルドラド』に辿り着いた人物。この時は髪色も鮮やかなブルーだった。
基本的には座って作業していることが多いようで、腰がかなり悪い。
人間界では街全体が黄金でできた理想郷として扱われている存在。だがそれは人間たちが勝手にでっち上げた伝説であり、マジョスローンの口からその真実が語られた。
その昔、魔女界を捨て新しい理想郷を求めて出て行った魔女たちがいた。彼女たちは力を合わせて最後の魔法を使い、エルドラドでは一切魔法を使えないようにした。
魔法に頼らず、豊かで幸せに満ちた国を作ろうと決心をし、それはついに成し遂げることとなった。
そのためエルドラドを目指すものは自力で辿り着かねばならず、魔法による補助は一切行えない。
現在は唯一生き残っている少女(CV:能登麻美子)しかおらず、エルドラドへ来た人々に仲間たちと共に作り続けてきた菓子を提供している。
も〜っと!34話「よみがえれ!伝説のお菓子」にて4回目のパティシエール試験官として登場。会場に置かれたロッキングチェアで眠っており、冒険家だったという逸話からクールな魔女を想像していたどれみたちを啞然とさせた。
目覚めてからは彼女たちに自身が若い頃に食した『エルドラドのお菓子』を再現することを試験内容とする。だがその見た目や味を質問されても「絵にも描けない美しさ」「今まで食べたことがないような味」と抽象的な表現しかせず(悪意のない笑顔で語っているのがまた質が悪い)、どれみたちを困らせた。
その後彼女たちはマジカルステージでエルドラドへ向かい、辛く苦しい冒険の果てに少女から菓子を与えられたことで注文の品が何だったのか気付くこととなる。
菓子完成後は彼女たちによって会場近くに聳え立つ山に(半ば強引に)ハイキングに連れていかれ、頂上でそれをいただくこととなった。それはサヴァランであり、食したことであの子が今も独りでエルドラドを守り続けていることを知る。
そして今まで座りっぱなしだった自分の仕事を鑑みて発起。博物館にエルドラドのジオラマを作ることを決心する。当然試験は合格であり、どれみたちを認めたのだった。
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アララギ夏樹さんへ@明日のミラー
アララギ夏樹さんへの誕生日祝いSS。 マジョリン=ケンノスケ マジョスローン=おばば マジョモンロー=リタ など、魔女界はダンデライオン一座を中心に声優ネタの宝庫だが、誰もやってなかったので。 ナージャがイギリス代表(?)のマジョミラーとしたら、シルヴィはマジョプリマ?! 推奨BGM:http://www.youtube.com/watch?v=hixau5L03tg ミラー 君の瞳には ミラー 何が見える(謎)。96文字pixiv小説作品