曖昧さ回避
『wizardry』のマハリト(MAHALITO)
魔術師系第三位階。敵1グループに4〜24の火炎ダメージを与える。
これを習得するとパーティ全体の火力が急激に上昇するため、多くのプレイヤーに強い印象を残している。
他にも次のような呪文がある。
- ハリト(HALITO)
魔術師系第一位階。火炎属性のダメージを与えるが標的は単体で威力も低く、冒険の序盤でも大してあてにはならない。
第一位階の呪文は催眠呪文カティノ(KATINO)や位置表示呪文デュマピック(DUMAPIC)のために温存しておくのが望ましい。
- モリト(MOLITO)
魔術師系第三位階。同位階のマハリトより威力が低い。
火炎属性ではなく無属性のダメージなので(初期シリーズには「電撃属性」が存在しなかった)、標的の耐性によってはマハリトより頼りになることもある。
…が、Ⅰ・Ⅱ・ⅢのGBC版移植に伴い、新設された「電撃属性」としてまさかの復活を遂げている。
- ラハリト(LAHALITO)
魔術師系第四位階。マハリトより強力な火炎呪文。
同等のダメージが期待できる冷気呪文ダルト(DALTO)と同位階なので、適宜使い分けよう。
なお#5ではダルトがリストラされている。
- リトカン(LITOKAN)
僧侶系第五位階。マハリトとほぼ同等の火炎呪文。
FC版Ⅲでは第四位階に変更されたが、どちらにしてもより優先順位の高い呪文があるので、攻撃呪文は魔法使いに任せるのが無難。#5でリストラされた。
が、これもGBC版移植に伴い「聖属性」が新設され、バディオス(第一位階)、バディアル(第三位階)、リトカン(第四位階)、バディアルマ(第五位階)、ロルト(第六位階)、マリクト(第七位階)が含まれた。不死族に大ダメージを与えるという、魔術師系呪文にはない利点がある。
- メリト(MELITO)
#5の新呪文で、FC版Ⅲでも習得可能。
魔術師系第二位階。威力はハリトと同等だが効果範囲が拡大。
#5では暗闇呪文モーリス(MORLIS)が第四位階から第二位階に格下げとなっており、多くの場合メリトよりはモーリスの方が頼りになる。
GBC版では電撃属性に含まれ、ハリトやマハリトとの差別化がされている。
- カカメン(KAKAMEN)
#5の新呪文。僧侶系第六位位階。
威力はそれなりだが、同位階の全快呪文マディ(MADI)は冒険の命綱であり、むしろモンスターの攻撃手段として目にすることが多い呪文。
- リクレア(LIQUREA) / マリクア(MALIQUA)
数ターンに亘って火炎ダメージを与え続ける雲を発生させる。
- マモリト(MAMOLITO)
GBC版Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの新呪文。魔術師系第四位階。
メリト、モリトとともに電撃属性に含まれ、基本的な威力は同位階のラハリト、ダルトと同等。
『ウィザードリィエンパイア』では版権の関係で本家の呪文名をそのまま使用できず、ハリトに相当する呪文としてリト、マハリトに相当する呪文としてマリトを習得できる。
『迷宮組曲』のマハリト
マントを着用した魔術師の姿をしている。クロウが変身した三体の影武者がおり、四体のうち一体だけが本物。魔力の弾を発射する際にマントを開くが、この時だけダメージを与えることが出来る。