概要
多彩な武器を纏いにロボットを媒介に人型をとったミュートリア。
ミュートリア連鎖応動のイラストから暴走している模様。
英語名はアーセナルとなっている。
カードテキスト
このカードは「ミュートリア」カードの効果でしか特殊召喚できない。
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは相手の罠カードの効果の対象にならない。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時、
自分の手札・フィールドからカード1枚を除外し、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
(3):このカードが相手によって破壊された場合、
除外されている自分の「ミュートリア」魔法カード1体を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
解説
「ミュートリア」カードの効果でしか特殊召喚できないデメリットを持つ。
被検体ミュートリアST-46を用いれば手札消費1枚でリクルートできる。
(2)の効果は出張採用としてよく出されるD-HEROデストロイフェニックスガイへのメタにもなり、あちらの効果弱体化されても打点が僅かにあちらを上回り、除去されても(3)の効果に繋げられる。
王宮の勅命とは相性が良く、(1)と(2)の両方に対応していない魔法カードを牽制しつつ、このカードのコストであちらを除外することも可能。
また、相剣罠カードのトリガーにすることで【ミュートリア】の展開力を補うことも可能で、レベル12のシンクロモンスターやランク8のエクシーズモンスターに繋げられる。
戦線復帰の影に隠れがちだったリビングデッドの呼び声の処理にも役立ち、あちらの効果で蘇生した下級ミュートリアをリリースし、残ったあちらを除外すればこのカードをSSできる。
リビングデッドの呼び声と相性のいい炎王とは属性サポートを合わせやすいので【炎王】に隠し味として入れて見るのも良いだろう。
同じくリビングデッドの呼び声を採用しやすく、且つ下級ミュートリアと種族サポートを共有できる【ガスタ】や罠カードの採用が多く、憑依覚醒での強化や溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムや怒炎壊獣ドゴランと属性サポートやトレード・インを共有させやすい【ゴーレム】や【霊使い】にて打点力を補う意味でも採用しやすい。
ただし、この手のお約束としてSNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニングには(2)と(3)の効果も封じられるのでかなり厄介。
また、このカードの特殊召喚や(2)の効果には除外が絡むのでアーティファクト-ロンギヌスも痛手になる。
前述のミュートリア連鎖応動や墓穴の指名者等で対処を怠らない様にしたい。
同属性で同じく罠耐性や召喚制限を持つタイラント・ドラゴンと比較するとこちらは打点が高く、リクルートしやすい点で勝るが、逆に受けられる種族サポートの数が少ない点で劣る。