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メアリ・アルバート

めありあるばーと

メアリ・アルバートとは、小説家になろうに連載されているウェブ小説。およびメディアミックス作品である『アルバート家の令嬢は没落をご所望です』の主人公。
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概要編集

小説家になろうに連載されているウェブ小説アルバート家の令嬢は没落をご所望です』の主人公(イラスト左側の女性)。

本作は悪役令嬢ものの作品であり、メアリ自身もこの世界が前世でプレイしていた乙女ゲーム『ドキドキラブ学園~恋する乙女と思い出の王子~』の世界であること、自身はそのゲームで最終的に没落し追放処分を受ける悪役令嬢であることに気が付くのだが、没落を回避するのではなく、むしろ積極的に没落をしようと試みようとする。


人物像編集

王家に次ぐ権威を持つ貴族アルバート家の娘。両親の他に双子の兄がいる。自身の専属の従者としてアディ(イラスト右側の男性)がおり、それ以外にも数多くの使用人が居る。

貴族の通う聖カレリア学園に在籍する美少女。髪の縦ロールは自前の物で、腕の良い美容師でも矯正することが出来なかった


社交界や政治に対し力を発揮する才女で、自身がプロデュースした渡り鳥丼屋を繁盛させるなど経営についても確かな実力のある、女性の身でありながらアルバート家を継ぐのではないかと噂されるほど強かな手腕を持つ。

一方で物事を判断する基準が一般的な貴族とは異なっており、アルバート家の金と権力の両方を手にしているため、その気になれば学園のすべてを自分の思い通りに支配することさえできるのだが、他の貴族の様にそういった力をひけらかすことも悪用することにも興味がなく、逆に見栄っ張りで非効率的なことを尊ぶ貴族たちに嫌気がさしている。

それ以外にも庶民の食事を好む」「時間効率を重視して馬車ではなく自転車を使って通学している」「他の貴族であれば叱責するような従者アディの不遜な態度を気にせず、むしろお互いを茶化した掛け合いを始める」「アルバート家の使用人たちに雑用を押し付けられている」など、あまりに名門貴族の令嬢らしくない言動の数々から、しばしば「変わった令嬢」と揶揄され陰口を叩かれている。が、誰かに直接迷惑をかけるようなことは一切していない。

前世の記憶を思い出した後もそういった姿勢や性格に変わりはなく「将来おきる出来事をあらかじめ知っておける」未来予知の能力として都合良く扱っている。そのため「没落する」ことを知ってからは、自身のある考察から導き出した計画を実行するため、自身の没落を望むようになる。


自身がメアリ・アルバートという一個人の前に名門貴族であるアルバート家の令嬢という出自であるため、その自身の在り方について「個人」の前に「アルバート家令嬢」という肩書で判断してしまう癖があり、その交友関係や思考に歪みをもたらす原因となっている(友人にしても「メアリ・アルバートの友人」ではなく「アルバート家令嬢の友人」として考えてしまう)。


性格編集

非常に面倒くさがり事なかれ主義な性格の持ち主。陰口を叩かれたり多少失礼な態度を取られた程度では動じず、むしろ喧嘩を買って騒動になることを嫌がり受け流してしまう。また厄介事を嫌い、基本的には傍観者の立場を取ることを望んでいる。

ただし、事件に巻き込まれたり物事の解決を図る必要がある際には、自身の地位と権力を駆使した徹底的で苛烈な態度を見せる。特にアルバート家や従者アディ、友人らが被害者となった場合は容赦がない。


思い込みが激しく、一度信じ込んでしまうと訂正が効かず、結果として空回りしてしまうことも多々ある。また執着心も強く、特に「渡り鳥丼屋」を作ることには異様なこだわりを見せ、どれだけ状況が二転三転してもこれだけは開店にまでこぎつけたほど。

「猫を被る」ことに関しては天賦の才があり、完璧な令嬢を演じることも造作もないが、本来はおべっかを使う仮面をかぶったような会話よりも、ずけずけと物を言う堅苦しくない無礼講のような雰囲気を好んでおり、親しい友人や身内の前では本性を出し掛け合いのような言動で接する。


こういった性格はメアリ自身の生来の物であり、前世の記憶が蘇ったからと言って性格が急変したわけでも、人格が変わったわけでもない。


悪役ではあるが、アリシアへ嫌味を言いながらも結果的に世話を焼く、留学先で出会った豆腐メンタルのパルフェットに気を使いながら話す等、基本的には優しく、悪人にはなれない性格。


『ドキドキラブ学園~恋する乙女と思い出の王子~』のメアリ・アルバート編集

主人公に対する悪役令嬢として登場する。

金と権力に物を言わせ何でも自分の思い通りに支配し、取り巻きを侍らせ、ことあるごとに庶民の出である主人公を馬鹿にする典型的な『嫌な金持ち』で、プレイヤーからはメアリの財力自慢は定番イベントと評されていた。

どの攻略対象のルートを選んでも悪役令嬢として登場する。王女であることが判明した主人公をそれでも罵倒し、最終的には貴族社会の生んだ「悪しき習慣」として切り捨てられアルバート家は没落、メアリは北方の親戚の家へ送られることになる。


本作の主人公(転生したメアリ)からは「悪役令嬢メアリは自分が一番嫌いなタイプの人間」「無様な女」と評されている。


関連タグ編集

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