概要
和名 | ガルーダキババチ |
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別名 | 「メガララ・ガルーダ」「ガルーダオオギングチバチ」「ガルーダオオケラトリバチ」 |
英名 | king of wasp |
学名 | Megalara garuda |
分類 | 膜翅目 細腰亜目(ハチ亜目) ミツバチ上科 ギングチバチ科 ケラトリバチ亜科 ケラトリバチ族 メガララ属 |
体長 | 2.5~3.9cm |
分布域 | インドネシア |
2011年にインドネシアのスラウェシ島で発見され、翌年(2012年)に新種記載された大型の狩り蜂。
英語では「king of wasp」(狩りバチの王の意)と呼ばれている。
学名(種小名)の garudaはインドネシアの国章でもある神鳥ガルーダから名付けられた。
翅を広げると5cmにもなる巨体と漆黒の体色が特徴。
雄は雌より一回り大きく、クワガタのように大きく発達した鎌状の大顎を有する。
長い間死骸しか見つかっていなかったが、近年生きた姿が目撃された。
生態は不明だが、成虫は花の蜜を吸い、雄の巨大な顎は他の雄と戦ったり雌や巣、幼虫を守るためで、雌は近縁のケラトリバチや、コオロギバチ、ハヤバチなどのように地中に巣穴を掘り、バッタやコオロギ、オケラ、キリギリスなどの直翅目を狩って幼虫に与えているものと推測されている。
現在、生息地の森林が農作物を栽培する為に切り開かれ開発されている為、絶滅が危惧されている。
日本では標本が流通している。
関連タグ
オオスズメバチ・オオベッコウバチ・ウォレスズ・ジャイアント・ビー:巨大な蜂達。
Megalara_Garuda:この蜂の名が付いた楽曲。